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完全食HuelでCookieを焼いてみた

Last updated at Posted at 2019-08-05

あらまし

ある日、3回目の完全食をキメていると、突然クッキーが食べたくなった。
脳裏に保存されているCokkieを削除することなどできるだろうか。
遥か昔、郷里の母が焼いてくれた、あのクッキーを。

だが、組織から追われる身である私は、月の食費を10k円以上かけることが許されないし、完全食以外のものを口にする権利はない。
クッキーには、私のような存在が食べるには愛が多く含まれすぎている。

そこで完全食を用いてクッキーを焼くことにした。

対象となる読者

まず私はこれ以前にクッキーなど焼いたことがないため、本記事は初学者向けである。
上級者はCookpadや自作完全食wiki等、より参考になるリファレンスを参照してほしい。

レシピ

最後に同じような境遇に陥った者のためにレシピを書いておく。
これがクッキーと呼べるモノなのか、はたまたパンなのか、ビスケットなのか、知る由もない。

cokkie_recipe.py

Huel = 3scp
SuperViolet = 3scp
water = 300ml
nescafeExcella = random()
Slime = powder
temperature = 180 degrees Celsius
time = 10min

Slime = Huel + SuperViolet + water + NescafeExcella

for i in range(気が済む):
  
 mix(Slime)

if Slime == そこそこの固さ:
  
  Cokkie = bake(Slime, temperature, time)
  break

eat(Cokkie)

材料はスーパーで揃う。

実行中の様子
DSC_0577.JPG

結果↓
DSC_0579.JPG

砂糖やバター、卵などを加えれば、自由に生きることを許された者の食事に近似すると思われる。

また本来ならば伸ばして型で抜き、可愛い形にする、等のフローを経ることもあるのだろうが、そのような暮らしができる者は完全食など所持していないであろう。

咀嚼

今回はコーヒー味のHuelにインスタントコーヒーを追加して焼いたので、Huelの仄かな甘みとコーヒーのほろ苦さを感じた。基本的に固体となったHuel味である。
完全食が固形になったが故、より摂取しやすくなった。戦争に赴くにはちょうど良い形態であろう。
月に一度の配給で余剰となったHuelの使い道としては良いと思う。

偉大なるゴールドスタインの言葉を記して締めくくろうと思う。

FREEDOM IS SLAVERY

IGNORANCE IS STRENGTH

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