何の記事?
Deep learningやスクレイピングを行う際に、数日間連続でプログラムを走らせ続けないといけないことがあります。その際に問題となるのが、「Windows10が勝手に再起動してしまう問題」です。もちろんプログラムも勝手に中断されてしまい、残念なことになります。
検索してみると、
・PCを放電してみる
・PCの温度変化をモニタリングする
・Windows updateの実行を回避する
あたりが対策として挙げられているのですが、これらの対策ではうまくいかなりこともしばしばです。
今回、タッチパッドの設定を変更することにより再起動を防止できたので、備忘録です。
機種
ThinkPad p53、Windows10 professional
行ったこと
スタートボタンを右クリックして、デバイスマネージャーを開きます。
ヒューマンインターフェイスデバイス > HID準拠タッチスクリーン > ドライバ > デバイスを無効にする
を選択します。これでタッチスクリーンが無効になりました。
同様に、その下にある、HID準拠タッチパッドも無効にしておきます。
この2つを行っておくことにより、マウスを接続しない限り、マウスカーソルを動かせなくなります。
すると、あら不思議、頭を悩ませていた「勝手に再起動」が起こらなくなりました。
まとめ
静電気などにより勝手に画面の操作が行われていたということなのかも知れません。「勝手に再起動問題」に悩まされている人は、一度試してみられると良いと思います。タッチパッド・タッチスクリーンを無効にする操作は機種によって異なりますので、それぞれに最適な方法を選んで下さい。
おまけ
その他、再起動を防ぐための基本的な対策を、メモしておきます。(どこにあるかいつも思い出せないので)
1. 電源オプション
コントロールパネル > システムとセキュリティ > 電源オプション > コンピューターをスリープ状態にする
を「適用しない」に変更
2. Windowsの設定 > 更新のセキュリティ > 更新を7日間一時停止
をクリック。詳細オプションから、更新しない期間を最大35日まで延長可能。