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読書感想文「名人椿正明が教える帳票分析 50のケーススタディ」

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書籍名「名人椿正明が教える帳票分析 50のケーススタディ」

著 椿正明
翔泳社

読もうと思った動機

・高安 厚思著の「システム設計の謎を解く 改訂版 強いSEになるための機能設計と入出力設計の極意」の参考文献として紹介されていたため。
・タイトルに惹かれたため 「帳票分析」という単語の部分です。
・実務で帳票とデータモデルを触る機会があり、掘り下げたいと思ったため。

印象に残った部分

はじめに

実データの記入された画面/帳票をベースにデータモデルの世界に足を踏み入れるのが最も無理のない習得方法だと思われます。

データモデル種類

##entity
entityとは、identifierから「番号」や「コード」を取り除いた「従業員」や「顧客」のことです
identifierが無ければentityを生成することはできません
つまり、「顧客コード(identifier)」がなければ「顧客(entity)」は生成できません

ここがT字形ER手法の事実を元にモデリングを行う、という部分に繋がってきていますね!

##resourceとevent
entityをresourceとeventのどちらかに分類します
下記が分類のやり方です

eventになるもの
 ①タイムスタンプを採取できること
  それを行った日付があり、「それはいつ起こったの?」という質問ができるもの
 ②監査証跡が保管されている
  端的に言うと、数量や金額のこと
  帳票等が保管されているもの

resourceになるもの
 event以外のentity

引用した部分
https://qiita.com/abcaaa/items/530d04075e68b3f1a6f6

p47 画面や帳票は記入済のものを用いる

分析対象の画面や帳票のサンプルは実データの記入されたものとします。
単なるブランクフォームは分析を難しくします。
実データが記入された帳票にブランク欄があれば、それは該当値がないとして重要な意味を持ちます

実践できること or 感想

感想

・良い本ですね。中古でちょっと高かったですが良い買い物だったと思います。
・データモデル、帳票、画面が纏められているの自分で手を動かして勉強できます。
 なかなかここまで纏められている本は少ないのでとても良い本ですね。
・扱っている題材も豊富で腐りにくいテーマが多いので、一度習得しとけば使い勝手が良いスキルになると思います。

実践できること

・p3の画面/帳票部分10題を実際に作ってみる
 DBはsqlite、アプリケーション側は以下3通りを考えています。
 1.FileMaker:ローコードツール 月2000円 現状これで試すのが有力
 2.FineReport:ローコードツール 業務で使っている 使用料が要相談なので面倒 月1500円なら考える
 3.JavaScript + ActiveReport :Active Reportの利用料は高い 20万円は無理です
 

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