書籍名「トコトンやさしい　小売・流通の本」

著者：鈴木邦成

読もうと思った動機

書籍「ITエンジニアのための業務知識がわかる本」の販売管理の項目で流通の入門書を読むことを進められていたため。

流通とは、生産者などから商品を消費者へ販売するために生じるモノ、お金、情報を総合した流れ。
生産と消費と並ぶ経済の３大活動で「商流」「物流」で構成されます。

商流：売買などにより商品の所有権が移転する取引の流れ

物流：モノ（商品）の流れ

流通の大きな役割はギャップを埋めるためにある。

商品の所有権が生産者と消費者で異なることから発生
解決方法：小売

生産地と消費地が違うことによって生じる問題
解決方法：輸送

秋のときに収穫した農作物を春に食べたい
解決方法：保存・保管する

流通チャネルとは、商品が生産者から消費者から流れていく道筋のこと。
直接流通と間接流通の２種類がある。

生産者が消費者まで直接届けるなど、卸売業や小売業が介在しない「産地直送」などの流通形態
例：野菜の無人販売、ヤフオク、メルカリ（これもそうなのか？？）

卸売業、小売業が介在し商品が消費者にわたる形態の指します。
例：スーパーマーケット、自動販売機

「生産者から消費者に商品がわたる仕組み」
流通機関・・流通機構の構成要素
・所有権のギャップを埋める
　→メーカー、農家
・空間、時間のギャップを埋める
　→物流業

小売業の主な役割は、商品の品ぞろえ、買物環境の整備、小売商品の値付け、
配達、広告、宣伝、顧客の情報管理、市場調査

生産地から工場までの生産拠点までの原材料までの調達に関わるモノの流れ

工場などの生産現場におけるモノの流れ

・流通初心者の自分にとってもわかりやすい本でした。
・身近な例をピックアップしているのをわかりやすさにつながったと思う。
・理解度としては、知らなかった用語が多かったのでそれを大まかに把握したぐらいですね。

現在の業務に活用するのは今の自分の力量的に難しいですね。
いつか使う機会があるかもしれないですので　記録には残しておきます！！！