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読書感想文「ITエンジニアのための業務知識がわかる本」 販売管理部分

Last updated at Posted at 2025-01-01

書籍名「ITエンジニアのための業務知識がわかる本」

著者:三好康之

読もうと思った動機

・担当した案件が販売管理ものが多く、知識不足を感じたため。
・仕様を理解するのに時間がかかるのでそれを解消
・自分でも仕様の不足点や、問題点に気付けるようにしたい。
・基本的な用語と抑えることと 次のアクションを決めるために読む。

印象に残った部分

p150

・掛取引・・商品の注文や納品の時に代金を支払うのでなく、一定期間の取引にまとめて請求すること

・取引先信用調査
 相手が掛取引するのに信頼できるかの調査。例:クレジットカードの審査

p152 売買契約書締結

売買が成立すると、売買契約書を締結する。
一般的には初回取引開始時、基本契約書を締結し、その後、ここの注文に対して個別契約書や、覚書を交わすことも多い。

p154 受注

・顧客から注文すること
・注文と出荷及び売上計上の間にタイムラグがあるので、その間忘れないようにきちんと管理する。
・受注入力・・顧客から注文を受けた時に使う。入力処理で受注データを作成する。データ

p166 売上計上基準

・企業会計原則
 売上高は実現主義の原則に従い商品などの販売又は、役務の給付によって実現したものに限る
 具体的には出荷基準、納品基準、検収基準などがある。

p168 売上入力

顧客入力からの考えを正常に処理できたら、売上処理を行う。この時販売管理システムでは、受注データを本に売上データを作成することが多い。

p170 赤黒処理

・売上入力後の売上訂正や取り消し処理は、たとえそれが単純ミスだったと
 内部統制上、たとえそれが単純ミスだったとしても内部統制上、その経緯を記録して保存して置く必要がある。そこで売上訂正入力や、売上取り消し入力を行った場合、まずマイナスの伝票を発行しその後、訂正の場合は訂正後の伝票を発行する。前者を「赤伝」、「黒伝」とする。

p174 債権業務

・掛取引で、商品を販売した場合売上計上と同じ売掛金という債権が発生する。売上から回収完了までの管理業務を債権管理業務という。
請求締処理、請求書、入金処理

p180

商品や原材料、部品などを発注する。
この段階では、会計帳簿に記録する必要はないので財務会計関連で規制されている業務ではない。l
そのため様々な提案 端末を導入できる分野
2つの発注方式
・定期発注方式
・定量発注方式

p188 仕入

・発注した商品や原材料、消耗品などが送られてきて、受け取った段階で会計処理と在庫の計上を行う。
・販売目的の商品や製造目的の原材料を購入することを仕入という。

購入目的 購入~使用時
販売 棚卸し資産(商品)
製造 棚卸し資産(原材料)
会社で使用 資産(消耗品、固定資産)

p193 債務管理

債務:勘定科目において 買掛金や未払金
発生するタイミング:商品や原材料を仕入れ、仕入計上した時点や、消耗品を計上した時点で発生した。

処理:支払処理処理、支払確認処理、支払処理、支払消込処理

実践できること or 感想

実践すること

・以下の業務について,具体的な例を考え、アクティビティ図でまとめてブログに投稿する。
 新規取引開始 p150
 受注を入力するまで p159
 検収から売上 p108
 赤黒処理 p170
 値引き処理・返品処理
 請求締処理 p175
 請求発行の処理 p176

・流通業の入門書を読んで読書感想を書く
 「とことんやさしい小売、流通の本」

・データモデル大全の販売管理の部分を読み直す

・以下本を読む
「グラス片手にデータベース設計 販売管理システム編」

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