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流し読み読書感想「ソフトウェア品質知識体系ガイド (第3版) ―SQuBOK Guide V3」結論:皆にオススメ!

Last updated at Posted at 2025-08-15

概要

ソフトウェア品質知識体系ガイド (第3版) ―SQuBOK Guide V3
著者:飯泉紀子 (監修), 鷲崎弘宜 (監修), 誉田直美 (監修), SQuBOK 策定部会 (編集)
オーム社
↑を2時間ぐらいで流し読みしたので感想などを投稿します。

SQuBOKとは

SQuBOKは、日本科学技術連盟(日科技連)SQiP(ソフトウェア品質)委員会と日本品質管理学会ソフトウェア部会が共同で設立した「SQuBOK策定部会」が策定しており、著作権・商標権は、日科技連が保有しています。

SQuBOKの狙い

・ソフトウェア品質に関する暗黙知の形式知化
・ソフトウェア品質に関する最新テーマ整理、体系化

各章ごとの感想

現時点での理解度 感想
第一章 ソフトウェア品質の基本概念 一般的な品質についての話です。
ソフトウェア業界問わず当てはまる話が多い。
第2章 ソフトウェア品質マネジメント ITIL、PMBOK、JSTQBとかが話に出てきますね。ほとんど知らないです。
設計のマネジメント、実装のマネジメント、バージョン管理は理解できたぐらいですね。
第3章 ソフトウェア品質技術 UML、テスト技法、QC7つ道具など割と馴染みのある用語が多くて理解はしやすかったですね。
障害分析、運用および保守技法があるのが良い
第4章 専門的なソフトウェア品質の概念と技術 ISMSに関わっているので意外と理解できた。
ユーザビリティはようわからなかったです。
ソフトウェア品質の応用領域 最近出てきた分野について言及している印象。DevOpsとクラウドサービスにおける品質は興味はある。

感想

・この一冊で、システム開発におけるQCDの「Q(品質)」についての全体像を理解することができ、とても良い本だと感じました。
・全体像を把握することで、部分最適な対処ではなく、全体最適を目指した改善のきっかけになると思います。
プロジェクトマネージャー、エンジニア、営業など職種を問わず、ソフトウェア産業に関わる人は一読の価値があります。

・本書を読んで、「品質を本気で考えると、ここまでの知識が必要なのか…」と戦慄しました。
1年で習得できる内容ではなく、ソフトウェア開発業界の奥深さを改めて実感しました。
上を見ればキリがない世界だと痛感します。

実践すること

・1,2,3章の内容を熟読する。
・他人に概要説明できる程度に理解する。

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