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1. レイアウトに関するプロパティ
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display
要素の表示方法を指定します。例えば、block
、inline
、flex
、grid
など。.container { display: flex; }
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position
要素の位置指定を行います。static
(デフォルト)、relative
、absolute
、fixed
、sticky
などがあります。.header { position: fixed; top: 0; }
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flexbox(flex)
要素を行または列に並べるためのレイアウト方法です。display: flex;
を使うことで、子要素の配置を簡単に制御できます。.container { display: flex; justify-content: center; }
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grid
2次元のレイアウトシステムで、display: grid;
を使用します。.grid-container { display: grid; grid-template-columns: 1fr 1fr; }
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float
要素を左または右に浮かせ、テキストや他の要素を回り込ませるために使います。.image { float: left; margin: 10px; }
2. フォントとテキストに関するプロパティ
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font-family
使用するフォントを指定します。p { font-family: "Arial", sans-serif; }
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font-size
フォントサイズを指定します。h1 { font-size: 36px; }
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font-weight
フォントの太さを指定します。normal
、bold
、lighter
など。p { font-weight: bold; }
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text-align
テキストの整列方法を指定します。left
、right
、center
、justify
など。.container { text-align: center; }
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line-height
テキスト行間の高さを指定します。p { line-height: 1.5; }
3. 色に関するプロパティ
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color
テキストの色を指定します。h1 { color: #ff0000; }
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background-color
要素の背景色を指定します。.header { background-color: #f0f0f0; }
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border
要素に枠線を追加します。.box { border: 1px solid #000; }
4. ボックスモデルに関するプロパティ
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width と height
要素の幅と高さを指定します。.box { width: 200px; height: 100px; }
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padding
要素の内側の余白を指定します。.container { padding: 10px; }
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margin
要素の外側の余白を指定します。.container { margin: 20px; }
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box-sizing
width
とheight
にどこまでを含めるかを設定します。border-box
ではpadding
とborder
を含めて計算します。.box { box-sizing: border-box; }
5. その他のプロパティ
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opacity
要素の透明度を指定します。0
が完全に透明、1
が完全に不透明。.overlay { opacity: 0.5; }
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transition
プロパティの変化に対してアニメーションを追加します。.button { transition: background-color 0.3s ease; } .button:hover { background-color: #007bff; }
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box-shadow
要素に影を追加します。.box { box-shadow: 2px 2px 5px rgba(0, 0, 0, 0.5); }
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transform
要素を回転、スケーリング、移動などの変形を行います。.box { transform: rotate(45deg); }
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z-index
要素の重なり順序を設定します。大きい値ほど手前に表示されます。.box { z-index: 10; }
6. メディアクエリ(レスポンシブデザイン)
CSSで画面サイズに応じてスタイルを変更する方法です。
@media (max-width: 600px) {
.container {
background-color: #f8f8f8;
}
}
まとめ
CSSには非常に多くのプロパティがあり、タグや要素に対して詳細なスタイル指定が可能です。上記は代表的なプロパティですが、CSSの全てのプロパティを網羅するには膨大なリストになります。必要に応じて、公式ドキュメント(MDN Web Docs)を参照することをおすすめします。