Excelマクロを呼び出すことができるRPA製品も多くありますが、Excelマクロを呼び出すアクティビティの**「マクロ名」**に何を指定すべきか、迷うことがありませんか?以下のような関数がある場合、マクロ名は単純に「関数名」を指定するだけで動く場合もあります。
しかし、同じ関数名が他の場所にあったり、別のExcelブックが開いているケースなどを考えたときに、あらゆるケースでエラーが出にくい名前を指定しておく必要があります。
ではどのように指定すべきかというと、以下の通りフルパスで指定しておくとよいでしょう。
<Excelブック名>!<モジュール名>.<関数名>
たとえばExcelbook.xlsm!Sheet1.FunctionName
という記載となります。
この名前は、Excelでマクロが含まれるファイル以外にファイルをもう一つ開いて、そこからマクロダイアログボックスを表示させることで、以下のようにフルパスでマクロ名を表示させることが可能です。
各RPA製品では、以下の通り指定します。
UiPathの場合
「マクロを実行」アクティビティの「マクロ名」に<Excelブック名>!<モジュール名>.<関数名>
をダブルクオートで囲って指定します。
Automation Anywhere A2019の場合
「Excelの高度な操作:マクロを実行」アクションの「マクロ名」に<Excelブック名>!<モジュール名>.<関数名>
をダブルクオートで囲って指定します。