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Automation Anywhere Community Edition (A2019.14) にしか含まれないパッケージ一覧

Last updated at Posted at 2020-07-25

Automation Anywhere Community Edition (2020年7月頭に出たA2019.14、ビルド5322)のアクションパレットを見ていて、フリートライアル版や商用版と比べてコミュニティ版にしか入っていないパッケージがいろいろあったのでメモしておきます。Community EditionからはBotのエクスポートができないため、他との互換性が問題になることは今のところありませんが、Community EditionでBotを作成する場合は独自のパッケージがあることを認識しておいた方がいいでしょう。

A2019.14で正式にサポートされているパッケージはリリースノートに一覧があります。 そのため、ここにないパッケージはサポート外、ベータ版、サンプル等、いずれにしても品質は自己責任で使ってくれということなのでしょう。

A2019DemoPackage

2つ出てきますが、これはいずれもなぜかSDKサンプルパッケージがインストールされているもので、使うためのものではないはずです。
image.png

AWS Comprehend NLP

"Beta" がついているものとついていないものがあり、アクション名が多少違います。
Bot Storeに公開されている『Amazon Comprehend NLP』がインストールされているようです。
オフィシャル製品ドキュメントに使い方の記載があります。『AWS Comprehend NLP パッケージ
image.png

Credential Manager

Credential Vaultからユーザー名とパスワードを読み込み、文字列型変数に格納するアクションのようです。文字列型変数に格納すると中が見えてしまうので使い方としては望ましくないですが、テストをするには便利です。
image.png

設定値:
image.png
アクションの内容:
image.png
結果:
image.png

Currency Conversion

通貨コンバータのようです。リアルタイムと過去の時点のデータが参照できます。
image.png

Document Extractor

OCRと機械学習を使った文字認識のようです。テストのための特定用途?
image.png

File Upload

APIを通してファイルをアップロードするためのもののようです。テストのための特定用途?
image.png

Google Calendar (Beta)

Google Calendarと連携するためのアクションです。
オフィシャル製品ドキュメントに、英語ですが使い方の記載があります。『Google Calendar package
image.png

Google Drive

Google Driveと連携するためのアクションです。
image.png

Google Drive (Beta)

Google Driveと連携するためのアクションです。こちらはベータ版です。
オフィシャル製品ドキュメントに、英語ですが使い方の記載があります。『Google Drive package
image.png

Google Sheets (Beta)

Google Sheetsと連携するためのアクションです。
オフィシャル製品ドキュメントに、英語ですが使い方の記載があります。『Google Sheets package
image.png

G-Suite Apps

G-Suiteアプリとの連携するために必要な認証をつかさどるアクションです。
image.png

G-Suite Apps (Beta)

G-Suiteアプリとの連携するために必要な認証をつかさどるアクションです。
オフィシャル製品ドキュメントに、英語ですが使い方の記載があります。『G-Suite Apps package
image.png

IBM Watson

フリートライアル版にもあります。IBM Watsonと連携するためのパッケージです。
オフィシャル製品ドキュメントに、英語ですが使い方の記載があります。『IBM Watson Authentication package』『IBM Watson Speech to Text package
image.png

JSON Object Manager

Bot Storeに公開されている『JSON Object Manager』がインストールされているようです。
image.png

ML - Microsoft Anomaly Detection

Bot Storeに公開されている『Microsoft Anomaly Detection Bot』がインストールされているようです。
image.png

MS Word

Microsoft Word用のパッケージのようです。まだアクション数が少なくテスト中といったように見えます。
image.png

NumberUtils

フリートライアル版にもあります。v11ではVariable Operationコマンドのテキストボックスの中で四則演算ができましたが、A2019では数字フィールドの中で四則演算ができます。「Calc」は「数字」パッケージの「代入」と同じ作りで、単純に数字フィールドを数字型変数に代入するだけですが、四則演算を行うなら「数字:代入」で十分ではないでしょうか??
「Round」は小数点以下の指定した桁数で数字を丸めるユーティリティです。
image.png

One Drive

正式なパッケージである「Office 365 OneDrive」とは別に存在。ただしアクションを見ると「Office 365 OneDrive」とほぼ同じであり、正式版作成前のサンプルパッケージであった可能性もあります。
image.png

PDFUtils

Bot Storeに公開されている『PDF Utilities』がインストールされているようです。
A2019.14から「PDF」パッケージで「Merge documents」という新しいアクションが実装され、これが「PDFUtils」の「Merge PDF files」アクションに似ています。
image.png

SAP

正式なパッケージである「SAP」とは別に存在。アクションの名前からして、デモ目的のパッケージです。
image.png

Teknei

これは謎の単語です。そもそも言語が英語ではないように見え、アクションのアイコンもサンプルパッケージのものなので、多言語対応などを試すためのサンプルなのでしょう。
image.png

Utils

ユーティリティ系のアクションが集まったパッケージですが、既存のパッケージ/アクションと重複する機能のものが多く、何らかの実験をしているようにも見えます。
image.png
たとえば、「Simulate Keystrokes」アクション自体は、正式なパッケージが別にありますが、説明に「Simulate KeyStrokes by running an internal VBScript」とあるので、シミュレーションの方式が異なっているように見えます。
「Get Type of Value」は、すべての型の変数を指定可能で、そこから格納されている値の種類 (StringValue, NumberValueなど)を得ることができるようです。文字列型や数字型は変数型が返りますが、任意型は中の値によって戻り値が異なるようです。
image.png
結果:
image.png

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