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18の難題に挑め! RPAチャレンジ

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UiPathブログ発信チャレンジ2021サマー4日目、
UiPath歴4年にして永遠のエンドユーザー開発者ryokoがお届けします。

#RPAチャレンジとは
UiPathを愛する皆様ご存じ、RPAチャレンジ。

…えっ、知らない!?
ナンダッテ━━━━(; ・`д・´)━━━━ッ!!!!!!
これです、これ!
rpachallenge
image.png

入力する度に入力箇所やセレクター(GUI要素名)が変わるという厄介なサイトに対し、
指定データを10件入力した速度を如何に縮められるかのタイムアタックです。

なおこのサイト、UiPathが公開しているけど他のツールでも制限なくチャレンジ可能。
この記録に勝てるツールと技術は誰かお持ちかしら(The 他人の功績)

#実は他にもあるRPAチャレンジ
そんなRPAチャレンジですが、実は他にもあるんです。
場所はUiPathForum、Random talk and legacyカテゴリー。そこに「RPA Challenge」タグがあります。
RPAchallenge
image.png

No. お題名 お題名(日本語訳) 投稿日
1 Dynamic Web Page - Anchor 動的セレクターのWebアプリにデータ入力 2016 年 12月
2 Dynamic Regions 画像の特定領域のみをOCR 2016年12月
3 LINQ to extract values from datatable データテーブルからLINQで値を抽出 2017年1月
4 Json Parsing Json解析 2017年1月
5 Reorganizing Excel Data Sheet Excelデータシートの再編成 2017年1月
6 Retrieve items from a combobox コンボボックスからアイテムを取得 2017年3月
7 Scrape Cmd Line コマンドラインからテキスト取得 2017年3月
8 Citrix Google Calculator Google電卓操作 2017年3月
9 Dynamic Selectors on Google Google検索してデータ取得 2017年3月
10 Copy Information in Excel and Save as Image? Excelの指定範囲を画像にして保存 2017年4月
11 Create a Directory on Citrix without cmd Citrix上にディレクトリを作成 2017年5月
12(11) Regex to match Invoice number and Order number on consecutive lines 請求書番号と注文番号をメール文面から正規表現で取得 2017 年 8月
13(12) Count how many icons or images exists on screen 画面上のアイコンや画像の数を数える 2017年8月
14(13) PDF Scrapping PDFから情報抜き出し 2017年8月
15(14) 4X2 - FOUR full ‘client’ processes to automate! 4つのプロセス作成PJ 2017年9月
16(15) Site Listener Forumの最新トピックを毎時記録 2018年4月
17(16) Create PieChart From Excel File Excelファイルから円グラフを作成 2018年4月
18(17) Click on multiple red symbol on same page 同じページで複数の赤い記号をクリック 2018年6月
※No.11が番号重複。以降ズレ

#No1とそれ以降の違い
ただNo.2以降のRPAチャレンジは、No.1のように専用サイトや結果が表示されるようなものではありません。
具体的には下記のような違いがあります。

##No.1 Dynamic Web Page
・UiPath社が用意したお題
・専用サイトがある
・専用データがDL可能
・結果が分かる(スコア表示)

##No.2以降
・『UiPath社が用意したお題』と『Forumに投稿された質問をUiPath社員がRPAチャレンジのお題としたもの』と『ユーザーが投稿したもの』が混在
・専用サイトは無い(※No.15(14)のみ、UiPathアカデミーで使用されていたACMEシステム有)
・専用データはあまり無い(※No.15(14)のみ、UiPathアカデミーで使用されていたACMEシステムにログインすると仕様書あり)
・明確なスコアや解答は無い

#今なら簡単に解けるお題もある
投稿日をみていただくと分かる通り、かなり古いです。
各お題のスレッドを見ていただくと分かるのですが、何人もの人達が知恵を出し合って、当時の最適な攻略方法を出し合っています。
完成版のxamlをUpしてくれていることも多いので、他の人が作成したワークフローを見比べることも出来ます。

また、現在のUiPathであればちょちょいのちょいで攻略可能なものもあります。(No.17(16)の円グラフを作成なんかは、専用アクティビティがありますね :grin:
他にもComputerVision、DocumentUnderStandingを利用すれば簡単なものもあります。
これらはUiPathがより良い製品となるべく、開発を進めてくれていたからこそのものだと思います。

#ツール外を支える、ユーザーの助け合い
UiPathユーザー達が集まって、知恵を出し合い、難題を解決し、賞賛を送り、参照し、学びを深めていく…
そんな一連の流れが見れとれるこのRPAチャレンジが、私は大好きです。

機能が無ければ、技術で埋める。
技術が無ければ、知恵で埋める。
知恵が無ければ、誰かに助けてもらう。
助けてもらった時のログは知恵となり。
知恵が集まり磨かれ技術となり。
技術の広がりが機能として搭載される。

UiPathは、そんな良き循環を繰り返しているツールだな、と思います。
(時々『何でそんな余計な事をーーーー!?』なUpDateもするけど、きっと世界のどこからか上がった要望を組み込んだ結果なんだと思う:sweat_smile:

さぁ、そこのあなたも!
RPAチャレンジに挑んで、その知恵と技術をみんなに伝えてみませんか?

#ちなみに
さっき作ってみたRPAチャレンジNo.1 Dynamic Web Page用ワークフローの哀しきスコア。

image.png

いかん、腕がめっちゃ落ちた…:scream:
チューニング前のざっくり作成なので、ここからが腕の見せ所か!?
アンカーベースActivityが無くなったから(というか、クラシック扱い落ち)、アンカーベース無し攻略手段考える良いキッカケにもなったかな。

UiPath古参ユーザー諸氏!
AncorBaseはクラシック表示を✅しないと出てこなくて焦るぞ、気をつけろ!!
image.png

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