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おじさんの業務を自動化する②

Last updated at Posted at 2020-07-06

自動化作業は続く

前回報告したおじさんが行っている「添付ファイルを保存する作業」の自動化ですが、社内の評判は上々でした。というのもおじさんがこの作業を担当していた時、作業をやり忘れてしまうことがよくあったんですね。人間は忘れる、ロボットは忘れずにかならずやる...、そりゃそうだよね、という結果になり、ロボット君は社内に無事に受け入れてもらうことができました。
そしてロボット君の担当する作業が増やすことになり、わたしに新しいロボットの作成のタスクが。

自動化する前の業務手順

以下の業務手順を自動化します。

  • お客さんからメーリングリストあてに送られてきたメールを開く
  • メールを別のメーリングリストに転送する

うーん、そもそもメールを送ってくる人に宛先を変更してください、とお願いすればいいのでは?という話ですが、そこは何か大人の事情があってできない相談になっているんだろうなと忖度して聞けず。

JobAutoでやりたいこと

JobAutoでやりたいことは以下の3つ

お客さんから送られてきたメールを探す

前回作成したロボットと同じ。送信元のメールアドレスをもらいました。

お客さんから送られてきたメールを開く

前回作成したロボットと同じ。メールを開きます。

転送する

メールを別のメーリングリストへ転送します。

いざ作成

ブラウザかアプリか

前回作成したロボットはアプリでした。RPAはアプリ操作が安定しないという情報をネット界隈で見ていたので正直不安でしたが、思いのほか安定して運用できていました。なので、今回もアプリで。

前回作成したロボットをコピーする

今回作成するロボットの手順は、前回作成したロボットの手順とほぼ同じ。違うのは今回はメールを転送する、前回は添付ファイルを保存する、だけ。なので、前回作成したロボットをコピーし、添付ファイルを保存する手順を削除したところからロボットの作成を行います。

出来上がったもの

出来上がったものが以下。
前回のロボットを作成したときに考えた人間の手順をどうやったらロボットが行う手順に置き換えられるか、ということが今回作成したロボットで使えました。だからその分ロボットの作成にかかった時間は短いです。

mailforword.png

作成後の感想

前回作成したロボットの内容とほぼ同じだったので、前回のロボットの大部分を使いまわせたこと、また人間の手順をロボットだとどうやってやるかを考えることをほぼしなくていい、という2つの点があったのでものすごい短時間でロボットを作成することができました。
どんな業務手順をロボットで自動化したのか、ということをロボットを作成するたびに整理して書き留めていけば、新しくロボットを作成するときに意外と役に立つかもしれません(今回は役に立った)。

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