今回はGoogleAnalyticsで使えそうな正規表現の紹介をさせて頂きます。
Q.そもそも正規表現とは?
A.正規表現とは、1つには定まらないけどある規則性を持った文字列を探すための表記法です。
UNIXのコマンドやPerlなどで使われています。
Googleアナリティクスは正規表現に対応しているため、
[ビューフィルタ,目標,セグメント,ユーザーリスト,コンテンツグループ,チャネルグループ]
などの機能で柔軟な指定を行うことが可能です。
Googleアナリティクスでは、特定の文字列が正規表現として使用され、対象範囲を自在に調整しながら、
Googleアナリティクスデータに含まれるパターンに一致させることができます。
↓正規表現まとめ↓
○文字系
記号 意味
. 任意の1文字
- 直前の文字の0回以上の繰り返し
- 直前の文字の1回以上の繰り返し
? 直前の文字は省略可能
*? 直前の文字の0回以上の繰り返し
+? 直前の文字の1回以上の繰り返し
?? 直前の文字は省略可能
[ ~ ] [ ]の中のどれか1文字
[^ ~ ] [ ]の中に無い1文字
( ~ | … )~か…かどっちか
{n} 直前の文字のn回の繰り返し
{min,max} 直前の文字のmin以上max以下の繰り返し(min、maxは省略可能)
{min,max}? 直前の文字のmin以上max以下の繰り返し(min、maxは省略可能)
\w アルファベット、数字、アンダスコア( _ )のどれかの1文字
\W アルファベット、数字、アンダスコア以外の1文字
\d 数字1文字
\D 数字以外の1文字
\s 半角スペース、タブ、改行のどれか1文字
\S 半角スペース、タブ、改行以外の1文字
\n 改行
\t タブ
\ \記号
( ~ ) ( )内を1文字扱い
○位置系
記号 意味
^ 行の先頭
$ 行の末尾
< 単語の先頭
> 単語の末尾
\b 単語の先頭か末尾
\B 単語の先頭、末尾以外
\A ファイルの先頭
\z ファイルの末尾
\G 直前の一致文字列の末尾