私、コンテナ嫌いなんです
世の中コンテナ大はやりですが、私、アレ嫌いなんですよ。
- 構成を自分の思うとおりにしようと思うと余計な手間ばかりかかる。
- 外部からのアクセスを受けたいときに同一ホスト内で別なネットワークを構成するのは手間。
- UNIX系統のOSで同一の環境を作るのはそこまで手間じゃない。
みたいな感じで自分的にはデメリットは多数あるけどメリットがほぼないのがコンテナだったりします。
とはいえ、最近のアプリケーションは公開されてるインストール手順がいきなりdocker runチックなものになってたりしてマニュアル見るたびにげんなりしていました。
portsコレクション
UNIX系統のOSにはだいたいパッケージ管理システムがあるのですが、FreeBSDではバイナリをいきなりインストールできるpackageとソースコードをコンパイルなどしてインストールできるPortsコレクションがあります。
で、このPortsコレクションでは可変パラメーターをインストール時に設定できたり、スクリプトだけでコンパイルなどがないものもバージョン管理できるなどバイナリパッケージでは手が届きにくいところにさっと手が届いたりします。
https://docs.freebsd.org/ja/books/handbook/ports/
コンテナだけの手順しか見当たらないものもportsには結構掲載されている
NextCloudとかみんなコンテナでセットアップしているようですがコンテナがめんどくさい私にとっては敷居が高すぎます。それだけしかなかったら回れ右しているところです。
いろいろインストール手順
FreeBSDそのもののインストール手順は割愛
セルフホストしたいサーバ
- NextCloud
# cd /usr/ports/www/nextcloud/
# make && make install
- Jellyfin
# cd /usr/ports/multimedia/Jellyfin/
# make && make install
いずれも、make && make install です。依存関係があったら途中でインストールされたりパラメータ聞かれたりしますがそれだけです。