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ITパスポート 【ストラテジ系】 1.企業と法務-①企業活動

Last updated at Posted at 2021-04-19

1-株式会社と経営理念

企業活動・・・商品やサービスを作って売り、お金を稼ぐこと。

企業の形態

  • 株式会社・・・株主にお金を出してもらって事業を運営する会社。経営者社員株主(株式の所有者)で構成される。
  • 合同会社
  • 合資会社
  • 合名会社

株式・・・経営者が株主に対して渡す、出資してもらったことを証明するための証明書。

経営理念・・・企業活動の指針。会社の存在意義とも言う。
ビジョン・・・会社が目指す将来の姿。
経営戦略・・・ビジョンを実現するための具体的な行動計画。

2-企業の責任

株主総会・・・株式会社の最高意思決定機関

CSR・・・企業の社会的責任
Coporate Sotial Responsibility

CSRの関連用語

  • グリーンIT・・・ITを使った環境保護。

  • ダイバーシティ(多様性)・・・様々な人材を活用することで生産性を高めようとする考え方。

  • ソーシャルビジネス・・・環境問題などの社会的課題を、ビジネスの手法を活用して解決していく企業活動。

  • SDGs・・・持続可能な世界を実現するための17の国際目標。
    Sustaniable Development Goals

ステークホルダ・・・企業と利害関係にある人。

3-経営資源

4大経営資源・・・ヒトモノカネ情報

HRM(人的資源管理)・・・ヒトを経営資源の1つと考え、人的資源を有効活用すること。
Human Resource Managemant

訓練・教育方法

  • OJT・・・実務を通じた教育訓練。
    On the Job Training

  • Off-JT・・・外部セミナーなどの、仕事を離れて行われる教育訓練。
    Off the Job Training

  • HRテック・・・テクノロジーを活用した手法。
    e-ラーニング・・・パソコンやインターネットなどのITを使った学習方法。
    アダプティブラーニング・・・その生徒に最も適した学習内容を提供する教育手法。ITを用いて客観的なデータに基づいて学習の最適化を行う。

4-経営組織

経営組織・・・ヒトの集まり。

組織形態・・・経営組織の形態のこと。

  • 職能別組織(機能別組織)・・・業務を専門的な機能に分けて、各機能を単位として構成する組織。社員の専門性を生かすことができる。

  • 事業部制組織・・・「製品別」「顧客別」「地域別」などを単位とし、事業の利益責任を持つように構成する組織。意思決定権は事業部に持たせる。
    事業・・・複数の業務のこと。
    業務・・・手作業とシステムのこと。
    システム・・・ハードウェアとソフトウェアのこと。

  • マトリックス組織・・・社員が職能部門と事業部門の両方に所属する組織。

  • プロジェクト組織・・・各部門から専門家を集めて結成する一時的な組織。

  • 持株会社・・・子会社の株式を保有する親会社。企業の買収や合併がしやすい。

経営陣の役職名

  • CEO(最高経営責任者)・・・経営の最高責任者。
    Chief Executive Officer

  • CIO(最高情報責任者)・・・情報システムを統括する最高責任者。
    Chief Information Officer

5-業務分析と業務計画

  • パレート図・・・棒グラフ折れ線グラフ(累積比率)を組み合わせたグラフ。重要な項目を一目で確認できる。
  • ABC分析・・・データをパレート図で表し、重要度でランク付けする分析手法。
  • ヒストグラム・・・区間ごとのデータの数を棒グラフで表したグラフ。横軸は連続した項目になる。
  • レーダチャート・・・放射状の図。データ全体のバランスを見ることができる。
  • 散布図・・・2種類のデータの関係性を表す図。相関関係は「正の相関」「負の相関」「相関なし」の3つ。
  • 回帰分析・・・過去を分析して、将来を予測する手法。

6-経営者の意思決定と問題解決手法

  • 期待値・・・確率的に決まる平均値。
    求め方→**(値×確率)の総和**

  • ブレーンストーミング・・・複数人でアイディアを出し合う方法。

7-損益分岐点

会計用語

  • 売上・・・商品やサービスを販売して得た金額。

  • 費用・・・商品やサービスを売るのに必要な金額。
    変動費・・・販売数に比例して増える費用。(例:材料費)
    固定費・・・販売数に関係なく発生する費用。(例:家賃、人件費)

  • 利益・・・売上から費用を差し引いた金額。

損益分岐点・・・売上と費用が等しくなる売上高(または販売個数)。
         グラフ→売上の線と費用の線が交わる点。

8-財務諸表と6つの利益

財務諸表・・・ステークホルダに対して、経営成績を報告するための書類。
貸借対照表(バランスシート)・・・ある時点の会社の全財産が記載された表。総資産=総資本になる。
損益計算書・・・会社の利益が書かれた書類。
キャッシュフロー計算表・・・会社の現金収支が記録された書類。

貸借対照表

  • 総資産・・・会社が持っている全財産。

  • 総資本
    他人資本(負債)・・・返済が必要なお金。
    自己資本(純資産)・・・返済する必要がないお金。自己資本率(%)=自己資本÷総資本×100
     ・資本金・・・株主が会社に出資した金額。

損益計算書

  • 売上高・・・商品を売って得た金額。
  • 売上原価・・・商品を作るための費用。
  • 売上総利益・・・売上高-売上原価
  • 販売費及び一般管理費(販管費)・・・商品を販売・管理するための費用。
  • 営業利益・・・本業で稼いだ利益。売上総利益-販管費
  • 営業外収益・・・副業で稼いだ収益。
  • 営業外費用・・・本業以外でかかった費用。
  • 経常利益・・・本業と副業を合わせた儲け。営業利益+営業外収益-営業外費用
  • 特別利益・・・臨時の利益。
  • 特別損失・・・臨時の損失。
  • 税引前当期純利益・・・税金を引く前の会社の利益。
  • 法人税等・・・税金を払うための費用。
  • 当期純利益・・・全ての利益から、全ての費用を引いた金額。最終的な儲け。

キャッシュフロー計算表

  • 営業活動によるキャッシュフロー:本業に関わるお金の残高を計算する。
  • 投資活動によるキャッシュフロー:設備投資や、株・債券の売買後の残高を計算する。
  • 財務活動によるキャッシュフロー:資金調達に関わるお金の残高を計算する。

黒字倒産・・・利益が出ているのに倒産すること。売掛金(未回収の代金)を回収するまでの間に借金の返済が行えず、資金が不足してしまうために起こる。

ROE(自己資本利益率)・・・自己資本に対して、どれだけの利益を出したかを表す指標。当期純利益÷自己資本×100
Return On Equity

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