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サルでもわかるリカバリープランの考え方

Last updated at Posted at 2023-03-27

目的

プロジェクトが失敗であるとみなされる観点として、QCDと呼ばれる、品質(Quality)、コスト(Cost)、納期(Delivery)に対する失敗があります。作業失敗しないための保管用永久メモとして書きました。

プロジェクトとは

ある一定期間で一定の(人的・資金的・物質的)リソースを投資して目的の成果物(製品・サービス)を作り上げる活動です。

クリティカルパスとは

プロジェクトの全工程を最短時間で完了するために重要な作業経路のことを言います。 重要な作業 (タスク) を特定することで、スケジュールの柔軟性も判断することができるようになります。 プロジェクトには複数のタスクが存在し、個々のタスクを終わらせなければプロジェクトは完了しません。

クリティカルパス上にある作業が鍵となることを忘れてはいけない。そういった作業に生産性の高いリソースを割り当てる一方、生産性の低いリソースをクリティカルパス上にない作業に再割り当てするような選択も可能なはずである。クリティカルパス上にない作業が遅れたとしても、プロジェクト全体の納期を守るという点ではまだ大丈夫ということもある 。

クリティカルパス作成ツール

https://www.lucidchart.com/pages/ja/examples/cpm-software

その他にも多数便利に使うことができる機能が多数あり。
image.png

バッファの利用

プロジェクト用語では「資源の円滑化」と呼ばれる方法で、計画上存在しているスケジュールの「余裕(バッファ)」を使って対応する方法

ここで注意したいのは、”バッファを割り当てる要員”です。

同じバッファを使うにしても、可能な限りスキルレベルの高いメンバーにバッファを使用する方が良い

増員しない場合

“時間” を投下して残業を行った場合、疲れによる人的ミスの誘発を招き手戻りコストが発生し得る。
“モノ” を投下してツールや備品を増やした場合、使い方を覚えるための学習コストが発生し得る。
どうすればよいか整理した資料やメモを基に有識者とよく相談して次のステップへ。

増員した場合

“人” を投下してメンバーを増やした場合、新規参画者向けの教育コストが発生し得る。
“モノ” を投下してツールや備品を増やした場合、使い方を覚えるための学習コストが発生し得る。

増員前後に起きる問題

増員背景としてだいたいが、期日までにこのままだと全タスク分が終わらない

ノウハウや教育の認識合わせができていない ⇒ 検証者の確認量が増え、戻りが多くなる

解決手順 まとめ

  1. チームのリーダーに現状整理したものを基に、何日もらえるか調整を行う。
  2. チーム内で各担当の1番ベテランと思う人から○○レクチャ会または、認識合わせを通じて、手順書を展開する。
  3. <2>だけで不明点が続く場合は、<2>のレクチャ担当の人に質問して理解を100%にする。
  4. 言っていることが正しいかの確認になるので、<2>の人を混ぜての打合せを15分~30分程度で開催する。
  5. <作業中> 作業の区切りまたは最後に、成果物のセルフチェックをする。
  6. <5> でNGの場合は、<2>の人に確認を行う。※時間が取れない場合は、一旦共有場等にメモを残して次のステップに進む。そのことを<1>や<2>の人に連絡だけ入れておく。
  7. 作業者同士でクロスチェック後に検証者のクロスチェック
  8. 問題なければ、作業終了。問題があれば<1>または<2>からやり直す。 または対策案が既にある場合はその対策案を実行して、<5>から作業実施する。

タスク整理の方法

よく1番ググってあるのは「KJ法」や「5W1H、6W1H、6W3H」

ひとりKJ法⇒通常のKJ法

  1. アイデア出し
  2. グルーーピング
  3. 関連付け
  4. 文章化
  5. 皆で通常のKJ法による打合せと実行
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