どうも,こんにちは.
REAL12E soft.のSadmachineです.
普段はVRゲームやボードゲームを作っていたり,VRChatのワールド制作を細々としていたりしています.
さて,Cluster Creator Advent Calendar 2021の19日目の記事です.
「初心者が公式ドキュメント見ながらClusterWorld制作RTA[Any%]」と題して,実際にClusterガチ初心者の僕がワールドを作って公開してみるまでの流れをRTAとして実況(?)します.
公式の枠を使ってRTA走り出してすいません.
※ノウハウというよりは,個人の感想記事です.
目次
作りたいワールドについて
Cluster上でLT登壇をする機会が増えたものの,プレゼン資料などの投影確認などができる__自分用の__ワールドがないので作ります.
コンセプトはミニマリストの部屋.
今回は以上の作りたいものをもとにRTAとして走ります.
レギュレーション
- ClusterCreatorKitSample-masterの使用の許可
- Unityのインストールなど準備の時間はタイムに含まれない
- UnityHubのClusterCreatorKitSample-masterを押した(起動させ始めた)瞬間にタイマースタート
- UnityにてClusterへのワールドアップロードがSuccessになった瞬間に(公開非公開関係なし)タイマーをストップ
- 調べながらの実装はもちろんOK
以上を守りながら楽しく実装していきます.
準備
この時間はRTAに関係ないのでしっかりセットアップしていきます.
Cluster Creator Kit ドキュメントを参考に開始.
Unity 2019.4.22f1を持っていなかったのでDLしてインストールしました.
また,一番重要なCreator Kitの導入も行います.
今回はなるべくサクッと作りたいので,スピーディに作れる公式ドキュメントを参考にClusterCreatorKitSample-masterをDLして使います.
実際に実装していく
ここからタイマースタートです.
今回は
Assets/ClusterVR/Scenes/ScreenSample.unity
をベースに作ります.
開いてみて以下のようになっていればOK.
これだけでも資料投影の確認などはできますがさみしい.
そもそも自分の部屋感がない……
装飾していきます.
今回使用するAssetsはこれ.
10分程度壁を並べてとりあえずこのような形に.
少し壁の色がダサいので,灰色にしたりして調整.
天井にはシーリングライトなんかも配置します.
家具を配置し始めて,部屋広くしすぎたと思って後悔したのは内緒.
あとはライティング(Bakeするので時間かかる)と,SkyBoxの設定やBGMの追加などをしていじくりまわして……
とりあえず実装部分は完了です.
この時点でタイマーは58:43.09を指していました.
アップロード
すでに1時間近く経ってしまっていますが,やっとアップロードです.
公式ドキュメントのワールドのアップロードを見ながら実際にアップロードしてみます.
ツールバーのワールドアップロードを押すと
以下のようなウィンドウが出てくるので,
アクセストークンを使用すると以下の画像のようになります.
ワールド紹介の画像が必須だったようなので急いで準備します.
めちゃくちゃ時間のかかるアップロードをこなして
成功すると以下のようになります.
と,ここでタイマーはストップ.
完成までの時間は1:46:57.05でした.
完成したワールドのロード画面.
入ってみた雰囲気.
作っている最中はちょっと広いかなあと思っていたけれど,意外と狭いッ!
投影も無事できました.
完走した完走
はじめて制作したワールドにしては(RTA的に)速くできたかなと思います.
ただ,Cluster特有の座ったり乗り物を運転したりといった機能は一切入れていない&テクスチャの圧縮が甘いなどタイムを縮めて機能を拡張する余地は大いにあると考えています.
特にテクスチャの圧縮などはタイムの短縮に大きく関係しているので,最適化って大事だよなあってしみじみ感じました.
そして何より,Cluster上にあるワールドが個人で制作されたものが中心で出来がかなりいいということを実感しクリエイターの皆さんには頭が上がりません.
これを見ているあなたもClusterWorld制作RTA,走ってみませんか?
以上,REAL12E soft.のSadmachineでした.
ありがとうございました!
今回作ったワールド
Cluster上でのスライドとかの表示チェック部屋
https://cluster.mu/w/1a5b1c81-8024-4c06-bfc9-2b07d8f094e6
参考記事