以下スクリプトで可能
# パッケージの取得
wget https://dl.google.com/linux/direct/google-chrome-stable_current_amd64.deb
# インストール
sudo apt install -y ./google-chrome-stable_current_amd64.deb
# 残骸を削除
rm ./google-chrome-stable_current_amd64.deb
各コマンドの解説
- パッケージの取得
wget https://dl.google.com/linux/direct/google-chrome-stable_current_amd64.deb
説明:
wget: このコマンドは、ウェブからファイルをダウンロードするためのユーティリティです。
https://dl.google.com/linux/direct/google-chrome-stable_current_amd64.deb: これは、ダウンロードしたいファイルのURLです。このURLはGoogle ChromeのLinux版(64ビット版)の最新の安定版パッケージ(.debファイル)を指しています。
全体の意味:
このコマンドは、Google Chromeの最新の安定版パッケージをGoogleのサーバーからダウンロードし、現在のディレクトリに保存します。
- インストール
sudo apt install -y ./google-chrome-stable_current_amd64.deb
説明:
sudo: このコマンドは、管理者権限を必要とするコマンドを実行するために使います。sudoが付いているコマンドは、システムに変更を加えることができます。
apt install: これは、パッケージをインストールするためのコマンドです。aptは、Debian系のLinuxディストリビューション(例えばUbuntu)で使用されるパッケージ管理ツールです。
-y: このオプションは、インストール中に表示される全ての確認プロンプトに対して自動的に「yes」と答えるようにします。これにより、ユーザーの手動での確認なしにインストールが進行します。
./google-chrome-stable_current_amd64.deb: これは、現在のディレクトリにあるインストールしたいパッケージファイルを指しています。
全体の意味:
このコマンドは、ダウンロードしたGoogle Chromeの.debパッケージファイルをシステムにインストールします。
- 残骸を削除
rm ./google-chrome-stable_current_amd64.deb
説明:
rm: このコマンドは、ファイルやディレクトリを削除するために使用されます。
./google-chrome-stable_current_amd64.deb: これは、削除したいファイルを指しています。ここでは、ダウンロードしたGoogle Chromeのパッケージファイルを示しています。
全体の意味:
このコマンドは、ダウンロードしたGoogle Chromeのパッケージファイルを削除します。インストールが完了したため、このファイルはもう必要ありません。
全体の流れ
Google Chromeの最新の安定版パッケージをダウンロードします。
ダウンロードしたパッケージをシステムにインストールします。
インストール後に不要になったパッケージファイルを削除します。
この一連のコマンドにより、Google Chromeがシステムにインストールされ、インストール後の不要なファイルが削除されます。