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なぜQueryPieは、エンタープライズ向けアクセス制御プラットフォームを無償提供するのか

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QueryPie Community Edition で、広がるセキュリティ格差を埋めるために

AI が主導し、クラウドネイティブが当たり前となった現代において、インフラのセキュリティ管理はもはや選択肢ではなく、ビジネスの基盤です。

しかし、多くのスタートアップや中小企業にとっては、最低限のアクセス制御システムさえ構築するのが困難な現実があります。

その結果、資金力のある大企業と、それ以外の組織との間でセキュリティ格差がますます広がっています。

私たち QueryPie は、韓国で急成長しているスタートアップとの協業や、大企業のデジタル資産を保護する支援を通じて、この格差を目の当たりにしてきました。

そして今、この課題に本気で取り組む決意をしました。

なぜ今、アクセス制御が重要なのか

サイバー脅威は、もはや大企業だけの問題ではありません。
専任のセキュリティ担当者や十分な予算がない小規模なチームも、以下のような攻撃の標的となるケースが増えています:

  • 認証情報の窃取や内部不正
  • サプライチェーンの脆弱性
  • 不適切に設定されたデータベースやサーバーへのアクセス

技術力のある企業でさえも、アクセス制御がデータベース・サーバー・Kubernetes クラスタ・SaaS アプリケーションなどに分散している場合、対応が不十分になりがちです。

そこで登場するのが、QueryPie です。

統合セキュリティレイヤーを、今なら無償で提供

このセキュリティ格差を解消するために、QueryPie Community Edition を1年間・アクティブユーザー5名まで無償で提供します。

これは、韓国のユニコーンスタートアップの80%が導入しているコアアクセス制御技術と同じものです。

  • データベースアクセスコントローラー (DAC):SQL マスキング、監査、承認ワークフロー
  • システムアクセスコントローラー (SAC):コマンド単位の SSH 制御、リアルタイムセッション監視
  • Kubernetes アクセスコントローラー (KAC):API レベルでのアクセス制御ポリシー適用
  • ウェブアプリケーションコントローラー (WAC):UI レベルのアクティビティ追跡とデータ漏洩防止
  • AI Hub 連携 (オプション):LLM や自律エージェントワークフローの安全なアクセス制御

セットアップは非常にシンプル。Docker を使ってすぐに導入可能です。
👉 セットアップガイドを見る

小さなスタートアップの大きな決断

私たちは、PRを最優先するような会社ではありません。
これらを無償で提供するという決断は、決して簡単なことではありませんでした。
しかし、セキュリティリスクが増大し、AIの導入が加速する今のような時代においてこそ、
テクノロジー企業には、一歩踏み出す責任があると確信しています。
私たちは、これまで道を切り開いてきた企業から多くのインスピレーションを得てきました。

Microsoft は Windows Defender を無償提供し、
Cloudflare はすべてのユーザーに DDoS 対策を提供し、
Bitdefender は無償のランサムウェア復号化ツールを公開しました。
QueryPie Community Edition も、そのような精神のもとで

「良いセキュリティへのハードルを下げること」、そして
特に限られたリソースのチームにとって、重要なインフラをより身近なものにすることに貢献できればと願っています。

まずは使ってみてください。そしてより安全な環境を築きましょう。

これからアクセスガバナンスの導入を始めるところであったり、
スクリプトや手作業のプロセスに限界を感じている場合には、QueryPie Community Edition をぜひお試しください。

「セキュリティは贅沢品であってはならない。」
この製品には、私たちのこんな思いが込められています。

🔗 QueryPie Community Edition をダウンロード
🔗 AI Hub にサインアップ

本製品が、皆さまの安全な業務の一助となりましたら、ぜひ私たちに共有してください。もしそうでなかったとしても、その理由を教えていただけましたら、今後の開発・改善において、励みになります。
ともに、より良いインフラセキュリティ環境を築いていきましょう。

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