Twiiter APIを数年ぶり使うことになったんですけど、申請が結構手間だったことを思い出し、テンプレ的なものあったら楽だなと思ってここに残しておきます。
Twitter APIは英語での申請のみなのですが、いまやGoogle翻訳をしのぐDeepL先生に頼れば誰でも簡単にできます。
ですので英語は自動翻訳に頼ればなんてことはないんですが、「利用方法について具体的に200文字以上で教えてね」とかの質問に2、3答える必要があり、これを一から考えると意外に時間がかかります。
APIをどうやって有効活用するかに頭を悩ませたいのに、利用申請で頭のリソースは1%も使いたくない!
ということで、申請の流れと、例文など参考にしてみてください。
#Twitter APIの申請手順
申請はTwitterのDeveloperサイトから行います。
Twitter Developer
ツイッターアカウントにログインしておいてください。APIを利用するためのアカウントを作っていきます。
右上の「Create an app」から手続きを行います。
モーダルが表示されるので「Apply」から次に進みます。
利用したいTwitter APIを選択するのですが、個人利用なので「Hobbyist」の「Exploring the API」をチェック、「Accept」で進みます。
住んでいる国やユーザー名などを入力していきます。問題なければ右下の「Next」で進みます。
次ですね、面倒なのは。「ツイッターのデータやAPIの使い道を教えてね」という質問に英語で回答していきます。わたしは3つに答えましたが、使わない機能については省略できるようになっています。
##①の質問
In English, Please describe how you plan to use Twitter data and/or APIs. The more detailed the response, the easier it is to review and approve.
DeepL先生に聞いてみましょう
英語で、Twitterのデータおよび/またはAPIをどのように使用する予定かを説明してください。より詳細な回答があればあるほど、レビューや承認が容易になります。
書いてあることまあそのままですね。そこでこんな感じの文章を作りました。
--日本語ここから
他者にとって役に立つヒントを与えたいというのがAPIの利用目的です。
具体的には私たちが運営するウェブサイトの有益な情報や速報データをツイッターでも連動してタイムラインに投稿したい。
ツイッターAPIを利用する範囲としては以下となります。
- 1日5回までを上限とする
- 同じ内容の投稿はしない
--日本語ここまで
DeepLで英訳してもらいます。
--英訳ここから
The purpose of using our API is to give useful tips for others.
Specifically, we want to post useful information and breaking news data from our website to the timeline in conjunction with Twitter as well.
The following is the scope of using the Twitter API
- up to five times a day
- not posting the same content.
--英訳ここまで
文章構成としては、ツイートする内容とAPIの使用頻度を細かく伝えればいいと思います。
英語で200文字以上という条件付きですので、多少冗長になるくらいがちょうどいいかなと。
##②の質問
「Are you planning to analyze Twitter data?」ですが、API経由で分析とかする予定がなければ「No」で入力が省けます。
わたしは一応使うかもということで、回答しました。
Please describe how you analyze Twitter data including any analysis of Tweets or Twitter users.
ざっくりと、「Twitterデータの分析方法を記載してください」ということですので、以下のようにしました。
--日本語ここから
投稿内容を改善するためにツイートを分析し、私たちのウェブサイトにも活かしたいです。
--日本語ここまで
--英訳ここから
We want to analyze the tweets to improve the content of the posts and use them on our website as well.
--英訳ここまで
雑ですけどまあいいでしょう。
##③の質問
「Will your app use Tweet, Retweet, like, follow, or Direct Message functionality?」は、「Tweet、Retweet、いいね、フォロー、ダイレクトメッセージの機能を使いますか?」ということですので「Yes」です。
--日本語ここから
私たちは主にツイート機能を利用します。日々更新される最新情報を自動投稿します。
ダイレクトメッセージ以外は段階的に導入するかもしれませんが、今のところ利用は未定です。
--日本語ここまで
--英訳ここから
We will primarily use the tweet feature. We will automatically post the latest information, updated daily.
We may introduce it in phases, except for direct messages, but we are not sure if we will use it at this time.
--英訳ここまで
最初の回答と多少かぶりますけれど、気にしません。
残りの2つはほとんど使うこともなさそうなので、「No」にしました。右下の「Next」で最終確認です。
補足:
わたしのケースでは審査しているのかわからないくらい、あっさり承認されました。あとから利用停止になると困るので、きちんと書いておくほうがいいのかなと思います。
これまで入力してきた内容で問題なければ右下の「Looks good!」を。
最後に利用規約を確認して、「Submit Application」で申請完了です。
完了画面、「認証メール送ったので確認してね」と書いてあります。
確認すると認証メールきてますね。
認証すると、ようやくここからAPIの設定になります。
以上でツイッターAPIの申請は完了です。
面倒な文章作成をクリアすれば、あとはサクサク進みます。