前回までのおさらい
npm-check-updates
npm-check-updates は、指定されたバージョンを無視して、 package.json の依存関係を最新バージョンにアップグレードします。
そもそもバージョンアップなら npm update でいいのでは?
npm update
のコマンド実行によって package.json の内容から依存関係のバージョンの記載の範囲内の最新版をインストールして package-lock.json や node_modules を更新します。
npm update
のコマンドだと、
package.json に記載されている範囲の中でしか最新のバージョンでアップデートしない
例:^3.2.1 と記載されている場合、4.0.0 が世の中にリリースされても npm update では気づけない。
実際に使ってみる
インストール
グローバルにインストールします。
npm install -g npm-check-updates
インタラクティブモードで実行
ncu -i
実行結果
結果からアップグレードするのを選んでみる
@types/react
のみ選択して、Enter!!
全て選択されてしまい、余計なものまでアップデートしてしまった...
補足)色の違いは、アップデートの種類らしい。(ドキュメント参照)
どうすれば良いのか・・・
spaceキーでアップデートするものをトグル選択できる!!
npm i
も一緒にできていい感じ!
個人的なおすすめ実行方法
組み合わせて、--format group本当に贅沢な体験をお楽しみください
豪華な体験を味わえるのでぜひ実行してみてください
ncu -i --format group
豪華な体験結果
バージョンの種類ごとに出力してくれる
補足)npm バージョンとはについてはこちらを参照ください
参考
次回予告