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機能仕様書の書き方

Last updated at Posted at 2019-11-11

今回は機能仕様書について述べていこうと思う。

##テンプレート
会社の機能仕様書は見せられないが、機能仕様書のテンプレートはネット上に沢山あるのでそちらを参照していただきたい。例えば以下のリンクが参考になりそうだ。
https://biz.trans-suite.jp/9158

##ポイント
機能仕様書は「ユーザから見た仕様」について書く。プログラムなど詳細については次工程「詳細設計書」で書く。

##記入事項
大きく分けて以下の8つの項目がある。

  1. 表紙
  2. 改訂履歴
  3. 目次
  4. 用語説明
  5. システム
  6. 機能策定方針
  7. 機能概要
  8. 機能仕様
  9. 非機能仕様
    10.データ仕様

それぞれの項目ごとに説明していく。

###表紙
表紙には「○○システム機能仕様書 ver1.0」と「所属部署や名前等の出どころ」を書く。

###改訂履歴
改訂履歴には「日付」「版(ver)」「改訂者の名前」「内容」を書く。
文字通り、いつ誰が改訂したのか履歴を残す。

###目次
説明するまでもないが、各項目とページ数を書く。

###用語説明
機能仕様書で使う用語の定義を綴る。

###システム
システムの概要や構成、環境を書く。
 ・概要 システムがどのようなシステムなのかを大まかに書く。
 ・構成 クライアントやサーバなどについて、どのように構成されているのか書く。
 ・環境 動作保証環境(OSのバージョンなど)や対応言語(python、java …)について書く。

###機能策定方針
エラーの扱い方について書く。例えば、どのエラーは処理を続行して、どのエラーは続行しないのかといったことである。(エラー以外にも記載事項はあると思うが、今回は触れない)

###機能概要
システムがどのような機能を持っているのか書く。

###機能仕様
機能概要で触れた機能などについて、より具体的な説明を行う。

###非機能仕様
機能仕様以外の仕様を書く。例えば性能や性能測定条件についてである。

##まとめ
機能仕様書は組織や人によって書き方が違うので、どれが正しいとは言えないが、
一例としてこの記事を参考にして頂きたい。
以上。

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