LoginSignup
42
43

More than 3 years have passed since last update.

機能仕様書の書き方

Last updated at Posted at 2019-11-11

今回は機能仕様書について述べていこうと思う。

テンプレート

会社の機能仕様書は見せられないが、機能仕様書のテンプレートはネット上に沢山あるのでそちらを参照していただきたい。例えば以下のリンクが参考になりそうだ。
https://biz.trans-suite.jp/9158

ポイント

機能仕様書は「ユーザから見た仕様」について書く。プログラムなど詳細については次工程「詳細設計書」で書く。

記入事項

大きく分けて以下の8つの項目がある。
1. 表紙
2. 改訂履歴
3. 目次
4. 用語説明
5. システム
6. 機能策定方針
7. 機能概要
8. 機能仕様
9. 非機能仕様
10.データ仕様

それぞれの項目ごとに説明していく。

表紙

表紙には「○○システム機能仕様書 ver1.0」と「所属部署や名前等の出どころ」を書く。

改訂履歴

改訂履歴には「日付」「版(ver)」「改訂者の名前」「内容」を書く。
文字通り、いつ誰が改訂したのか履歴を残す。

目次

説明するまでもないが、各項目とページ数を書く。

用語説明

機能仕様書で使う用語の定義を綴る。

システム

システムの概要や構成、環境を書く。
 ・概要 システムがどのようなシステムなのかを大まかに書く。
 ・構成 クライアントやサーバなどについて、どのように構成されているのか書く。
 ・環境 動作保証環境(OSのバージョンなど)や対応言語(python、java …)について書く。

機能策定方針

エラーの扱い方について書く。例えば、どのエラーは処理を続行して、どのエラーは続行しないのかといったことである。(エラー以外にも記載事項はあると思うが、今回は触れない)

機能概要

システムがどのような機能を持っているのか書く。

機能仕様

機能概要で触れた機能などについて、より具体的な説明を行う。

非機能仕様

機能仕様以外の仕様を書く。例えば性能や性能測定条件についてである。

まとめ

機能仕様書は組織や人によって書き方が違うので、どれが正しいとは言えないが、
一例としてこの記事を参考にして頂きたい。
以上。

42
43
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
42
43