既定のインターフェースメソッドとは?
C#の既定のインターフェースメソッドを使用すると、インターフェースにメソッドを実装することができるようになります。
既定のインターフェースメソッドを定義
インターフェースIAで、具象メソッドMを定義しています。
C#
interface IA
{
// 既定のインターフェースメソッドを定義
void M() { WriteLine("IA.M"); }
}
既定のインターフェースメソッドの利用
このインターフェースIAを実装する具象クラスCで、具象メソッドMを利用できます。
C#
class C : IA { } // OK
IA i = new C();
i.M(); // prints "IA.M"
注意点として、既定のインターフェースメソッドを利用するには、オブジェクトをそのインターフェースの型に型変換してある必要があります。
C#
new C().M(); // error: class 'C' does not contain a member 'M'