2025年5月7日にJSTQB FLを合格しました。
2週間ほど(12日間)の学習で合格したので当時の学習方法を共有します。
結論
私はJSTQB Foundation教科書&問題集 シラバス2023対応の読み込み、付属の模擬問題とテス友での学習で合格しました。
受験のきっかけ
テスト業務を2年ほど従事していますが何となくの雰囲気でテストしている感があったのでテストに対する一般的な知識を学んでみようと思い受験しました。
試験概要
試験の概要・問題数と合格の目安は以下の通りです。
試験時間:60分
問題数:40問
出題形式:4択から選択
合格基準:正解率 65%以上(26問正解が目安)
合格率:約60%
費用:22,000円(税込)
試験は2022年度よりCBT(コンピュータ・ベースト・テスティング)にて実施。
シラバスは 6つの章で構成されています。試験はシラバスに沿って出題されます。
各章の内容と必要な学習時間の目安は以下の通りです。
1 章 テストの基礎(学習時間175分)
2 章 ソフトウェア開発ライフサイクル全体を通してのテスト(学習時間100分)
3 章 静的テスト(学習時間135分)
4 章 テスト技法(学習時間330分)
5 章 テストマネジメント(学習時間225分)
6 章 テスト支援ツール(学習時間40分)
実際の学習方法
まず以下の対策書を2周ほど章末問題も解きながら読み込みました。
こちらはJSTQB認定テスト技術者資格 Foundation Level試験の最新シラバス(2023年版)に準拠したテキスト兼問題集です。章末には10問程度の問題があり理解度をチェックすることができます。また本の終盤には模擬試験と同等の40問の模擬試験があり試験の雰囲気をつかむことができます。
学習の初期段階でシラバスでは実務でのイメージが付きづらく本書を立ち読みした際にシラバスの内容を分かりやすくかみ砕いた表現、具体例を交えた解説に気に入り購入しました。
そのため私はシラバスはほとんど読んでおらずこちらでのインプットをメインに学習を進めました。
2周の読み込み(15時間程度精読)が終わってからテス友での学習を開始しランダム40問を解き72%程度の正答率でした。
さらに2周読み込みテス友の正答率が9割超えました。
最終的にテス友は40問通してを5回、10問ランダムを6回学習しました。
合計学習時間は30.9hでした。
↑はスマホアプリの「集中」で記録しました。ポモドーロ法を用いて学習できます
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結果として9割インプット1割問題演習といった学習になりました。
受験を終えて
全体的に試験の難易度は想像していたよりも難しかったです。
理由としてはテス友のような知っていれば解けるようなものがあまりなく具体的な場面からどう解決するかどれが最善なものかを選ぶ問題が多く数問ひっかけ問題のようなものも出たためです。
私は対策本で学習したのでイメージが容易だったため問題ありませんでしたがシラバス+テス友での学習ではもう少し学習時間は必要かもしれません。
今回の受験で体系的にテストについて学習できて非常に満足しています。ですがもっと早めに受けておけばよかったなと思いました...
いままで実務で得た知識しかなかったためスポーツで言う試合は沢山しているけど練習はほとんどしていない状態だったため業務を遂行できるようになるには手っ取り早いかもしれませんが大変かつ知識に偏りがある状態になっていたので気になっている人はとりあえず学習してみるとよいと思います。
今回は以上です。ご覧いただきありがとうございました!