■はじめに
今年もアドベントカレンダーで記事を書かせていただきますQA_Kooです。!
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さて今回の記事ですが、ちょっとした日々の習慣を見直すことで、周りからの評価が変わった過去事例を紹介したいと思います。
皆さんの会社には、仕事はできるけどなぜか当日ギリギリまで対応していなかったり、MTGがあるのにすっかり忘れてMTGに来ない人はいませんか?
逆になんでも先回りして業務をおこなう、しっかりしていて頼れる人もいると思います。
そんな皆さんの周りにもいるかもしれない、しっかり者とうっかり者の2名を例にお話したいと思います。
■AさんとBさんの意識の違い
ではまずは、しっかり者とうっかり者の意識の違いを例としてあげたいと思います。
しっかり者はAさん、うっかり者はBさんとし話を進めますのでご認識ください!
それでは二人が仕事において、どのような思考や行動を行っているのか見てみましょう。
仕事に対する意識の違い | |
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Aさん | |
・常に周囲の状況を把握していて、早い段階から準備を進める ・何かの〆切(例えばMTGなど)の際は資料の更新を周囲に促している ・MTGや外部への往訪にはいつも時間に遅れること無く参加 |
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Bさん | |
・自身の仕事はしっかりおこなうタイプ ・MTGの資料作成はMTG中におこなうことも多々ある ・MTGや外部への往訪に遅刻や無断欠席をすることがある |
AさんとBさんで仕事対する意識の違いがわかったと思います。
特にAさんはしっかり者のイメージどおり、きっちり事前に用意していて、周囲にもアラートをあげることなどができていると思います。
一方Bさんは仕事をしっかり行っているようですが、自身の作業に集中し過ぎてしまい他のことが疎かになっている印象を受けます。
■AさんとBさんの行動の違い
続いては実際の行動を比較してみましょう。
一日の業務比較 | |
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Aさん | |
・朝:一日の予定を確認し作業を開始 ・昼:午後の予定を大まかに確認し作業を再開 ・夕:翌日以降の予定を確認し、優先度の高い作業をToDoリストにまとめて帰宅 |
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Bさん | |
・朝:一日の予定を確認し作業を開始 ・昼:作業優先で業務を実行 ・夕:作業が完了したら帰宅 |
Aさんの行動を見ると一日に3回も予定を確認しています。
一方でBさんは一日1回のみ確認しています。
この違いでわかることは、Aさんは予定を何度もチェックしているところですが、Aさんの行動で着目するべき点は、直後に発生する予定や翌日の以降の予定を確認していることだと思います。
直前の予定を確認していることでAさんは次に行うべきアクションを把握でき、必要な準備を事前に検討できているわけです。
つまり、Aさんが状況把握や早い段階から準備を進められるのは、先のアクションを把握していることで、先回りして自身のスケジュールを調整できているからです。
一方でBさんは朝一回だけ予定を見ており、基本的には作業を優先しているのがわかります。
そのため朝認識していた作業は進みますが、その他の予定に対しては漏れてしまったり、午前中は予定されていなかった、差し込みの予定が入った場合は検知ができなかったりします。
性格上Bさんは作業に対する意識は高いタイプですが、予定に対する意識が薄いことがこの行動からもわかると思います。
■Bさんが予定の見落としを減らすためには?
Aさんの行動は見習うべき点がありますが、それでもBさんのように目の前の業務を優先してしまう人も多いと思います(実際、私もそうでした)。
ですがBさんの意識を変えるのは、かなり難易度が高いと思います。
Bさんの思考 | |
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・予定の確認回数を減らしたい ・タスクを進める時間に割り当てたい ・ToDoリストはめんどくさい |
Bさんの思考を考慮して考えるのであれば、できるだけ確認回数は減らしかつ手間も減らし、自身の時間に割り当てるように調整すれば良いわけです。
そこでBさんに対しては以下のような方法を取り入れるのが良いと思います。
Bさんに取り入れると効果的な対策 | |
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・朝一回の予定確認時に翌日の予定も確認 ・デフォルトで各予定にリマインダーを設定 ・必要なタスクは手軽な方法で管理(例えば、チャットツールの自分用のメモ機能などに記載し、あとから見返せるように概要を書く) |
例えば全てを取り入れられなくても、どれか一つを行うだけで、作業をしっかりおこなえるBさんであれば、おそらく対策する前よりも改善されると思います。
あくまで今回は例でしかないですが、伝えたいこととしては、予定の漏れに気がつくためには、日常のフローにちょっとした工夫をいれるだけで変わるということです。
例えば今までは作業が終わるまで集中し続けていたのが、リマインダーがきっかけとなり、次に行うべきタスクが見えてくると思います。
これらを続けていると、自然と目の前だけではなく、このあとやるべきことや、今日やるべきこと、さらに今月やることまで視野を広く取れるようになっていくと思います。
■最後に
今回の例は少し誇張している部分はありますが、実際にちょっとしたきっかけから視野を広げる経験を自身がしており、成長に繋がった事例です。
作業に集中し過ぎて、本来やるべき仕事が見えなくならないよう、ぜひ朝一回だけでも良いので翌日までの確認をしてみてください。
この記事をきっかけに少しでも広い視野を持って仕事をできる人が増えることを願っています。
最後までご覧いただきましてありがとうございました。