表示形式
シリアル値(Windowsだと1900/1/1を1とした値)
オプションでも変わる時があるが
0
#,##0
ちなみに
2019/10/1 13:00:00
のように日付と時刻が入っていても上の書式では無視される。
この表示形式は時間を無視するときには便利であるが、時間まで表示したいときはあまり使えない。
時間のシリアル値は小数点以下
0.000000
のようにしなければならない。
From .0 to .9999
と公式にあるが小数点4桁ではない。嘘。本当はミリセカントまで持っているため時間のみなら小数点以下10桁程度まである。
日付のシリアル値(1年の何日目か)
y
yでうるう年の場合366日の何日目か、通常年なら365日の何日目かを表示する
曜日のシリアル値(1から7、日曜が1)
w
Displays a number that corresponds to the day of the week. (1 to 7)
1から7で表示される。1が日曜日、毎日1でもいいとは思うが。。。
週のシリアル値(週番号、1年の第何週か)
ww
Displays a number that corresponds to the week of the year (1 to 53).
366/7=52.2...
なので1年を53週として週番号を表示させる
日付を2019.10.5のように区切り文字をピリオドにする
yyyy.mm.dd
Accessは自動的にバックスラッシュ(日本では円マーク)を追加するので
yyyy\.mm\.dd
短い日付(s)の本当の表示形式
ddddd
dが5個
なお、日本のAccessでこれを入れると短い日付(s)と変換して表示される
おそらくアメリカでも Short Dateになる
長い日付(L)の本当の表示形式
dddddd
dが6個
なお、日本のAccessでこれを入れると日付(L)と変換して表示される
おそらくアメリカでも Long Dateになる
日付(標準)の本当の表示形式
c
これも上記と同様日付(標準)に自動的に変換される
マウスやショートカットキーを使ってドロップダウンメニューから選択しなくてもよい
なお、アメリカ(英語)版の解説はAM/PM表示だが、日本は24時間表示でAM/PMは書き込んでも変換される。
例えば11:45:10 AM の表示は 11;45:10だが 11:45:10 PMと入力すると 23:45:10 となる
日付(m)はMedium Dateだがこれを表示する文字はなく、アメリカと違う
強いて言えばyy-mm-ddであるが、これを表す文字がない。
また日本では
19-10-05のように日本では表示されるが
アメリカでは
19-Oct-05のように月が3文字のアルファベットで表示される。
時刻だけ
あまり使われないと思うが、一応ある。
このとき日付は0として扱われるが1989/12/31を意味している。
日付/時刻型フィールドの書式設定
日付、時刻、またはその両方を表示するように、日付/時刻型データの書式を設定することができます。日付のみの書式を使用すると、Access では時刻部分に値 0 が格納されます。時刻のみの書式を使用すると、Access では日付部分に値 0 が格納されます。
次の表は、Access で日付/時刻型データがどのように格納されるかについて示したものです。また、さまざまな書式を使用した場合に、どのように値が表示されるかについても示します。
| 格納された値 | デフォルトの書式 | カスタム書式|
|------------:|-----------------------:|----------------:|
| (倍精度の数値) | (日付 (標準)) | (yyyy/mm/dd hh:nn:ss A.M./P.M.)|
|36295.0 | 1999/5/15 | 1999/05/15 12:00:00 AM |
| 0.546527777777778 | 13:07:00 | 1899/12/30 01:07:00 PM |
| 36232.9375 | 1999/03/13 22:30:00 |1999/03/13 10:30:00 PM |
とある。なお、日本でのカスタム書式(時刻はAM/PM表示)は yyyy/mm/dd hh:mm:ss am/pm
or yyyy/mm/dd hh:nn:ss am/pm
Short Time
時:分で表示。秒が表示されない
Long Time
時:分:秒で表示
ここでc 日付(標準)ではどうなるか
Long Timeとおなじになる。時:分:秒で表示
https://support.microsoft.com/ja-jp/help/210276/how-to-store-calculate-and-compare-date-time-data-in-microsoft-access
日付/時刻値のデフォルトの書式は日付 (標準) です。値が日付のみの場合、時刻は表示されません。値が時刻のみの場合、日付は表示されません。
特殊なのが分だけを表示するときはnまたはnn
分を単独で表示するときmではなくnを使う。月の名称を表示するときにmを使っているためであろう。
もっとも分だけを表示する場合を使ったことがないのだが。。。
hh:nn:ssは可能
よく見ると、上記のヘルプでも使用されている。