[VBScript]同じWebのリンクを違うブラウザので開く方法+違うプロファイルで開けるかもしれない

今回の基本

ショートカットを使う

特定のURLショートカットをブラウザ指定で作成する方法【Chrome/Firefox/Edge】
これからいう方法は安定はしないので、時間がない人はこちらの方法を使うほうがおすすめ。

VBScriptを使う

PowerShell でショートカットを作る
PowershellでもWindows Scripting Hostを呼び出すので、ほぼ変わらない。

拡張子はURLではない

VBScript Tips (Tips0121)
Webだからといって拡張子はURLではなく.lnkになる。

アイコンも変えられる

バッチファイルとVBScriptを併用してショートカットアイコンを作成する
今回はそこまではやらない。

頭から64bitは64bitと決めつけず、exeの場所を直接、またはショートカットのプロパティで確認する。

当方はEdgeは32bitでした。

環境変数が使える

Windows10の環境変数の一覧と調べ方。便利な使い方も解説 | 己で解決！泣かぬなら己で鳴こうホトトギス
Windows で 32bit/64bit を確実に判断する｜PROCESSOR_ARCHITECTUREとPROCESSOR_ARCHITEW6432 | ハングスタック
今回、Chromeは64bitだった。

コードのポイント

TargePathは実行ファイルのみ

TargetPathにURLをぶち込んでもほぼ失敗する。
かといって、一度書いて、書き換えるわけでもない。
【VBScript】ショートカットファイルのリンク先を一括変更するサンプルコード - ITエンジニアの備忘録的技術ブログ【仮】

正解はここに

公式は複数個所に記述がありややこしい。
Lern > Windows Server
wscript | Microsoft Learn
正解は、
Learn トラブルシューティング Windows Windows クライアント
Windows スクリプト ホストを使用してデスクトップ ショートカットを作成する - Windows Client | Microsoft Learn

この記事では、Visual FoxPro 内から Microsoft Windows スクリプト ホスト (WSH) を使用してデスクトップ ショートカットを作成する方法について説明します。

と一見全く関係のない記述から始まるこの記事にあった。

Argument 引数

正解はargementを使う。なお、+ でつながなくても成功した。

URLはプロファイルのあと

Chromeはそうだった。

コード

前提条件

目的

www.yahoo.co.jpを開く
ブラウザは64bitのChromeと32bitのEdge
Chromeのプロファイルはデフォルト
ChromeはOSのBit数に従ってフォルダが決まる
作業フォルダは、各ブラウザのショートカットアイコンにあるものを使用

注意 同名のショートカットの削除

同名のショートカットは削除されるので注意

注意 デスクトップの取得

仮想端末だけではなく、OneDriveを使う場合でもDeskTopがOneDriveのデスクトップになる場合がある。
この挙動があまりよくわかっていない。
OneDriveのアカウントとWIndowsのアカウントが同じな場合は問題がないようだが。

Option Explicit
Dim objWshShell     ' WshShell オブジェクト
Dim strDesktopPath  ' デスクトップのフォルダ名 ただし、仮想端末の場合はこれで拾えるかはわからない。
Dim objShortcut     ' ショートカットファイル
Dim strPath ' プログラム（アプリ）のフォルダ
Dim strTarget
Dim strEx
strEx = "lnk"
Set objWshShell = WScript.CreateObject("WScript.Shell")

On Error Resume Next
    strDesktopPath = objWshShell.SpecialFolders("Desktop") ' 仮想の場合はこれではなく、実際のフォルダ名 \\Server\name\...\Desktopの可能性がある。
' エラーがなければ処理を進める
If Err.Number <> 0 Then WScript.Quit
    strPath = objWshShell.ExpandEnvironmentstrings("%ProgramW6432%")
    WScript.Echo strPath
    With CreateObject("Scripting.Filesystemobject")
    if .fileexists(strDesktopPath & "\yahoo1." & strEx) then .DeleteFile strDesktopPath & "\yahoo1." & strEx
    End with
    strTarget = strPath & "\Google\Chrome\Application\chrome.exe"
    Set objShortcut = objWshShell.CreateShortcut(strDesktopPath & "\yahoo1." & strEx) ' 拡張子Urlでインターネット用になる
    Wscript.Sleep 500
    With objShortcut
     .TargetPath = strTarget
     ' この書き方の場合ダブルクォーテーションの数（エスケープ）に注意
     .Arguments =   " --profile-directory=""Default""" & " https://www.yahoo.co.jp"
     .WorkingDirectory = strPath & "\Google\Chrome\Application\"
     .Save
    End With
    With CreateObject("Scripting.Filesystemobject")
      if .fileexists(strDesktopPath & "\yahoo1." & strEx) then .DeleteFile strDesktopPath & "\Edge-yahoo1." & strEx
    End with
    Set objShortcut = objWshShell.CreateShortcut(strDesktopPath & "\Edge-yahoo1." & strEx) ' 拡張子Urlでインターネット用になる
        Wscript.Sleep 500
    With objShortcut
     .TargetPath = "%programfiles(x86)%" & "\Microsoft\Edge\Application\msedge.exe"
     .Arguments =   " https://www.yahoo.co.jp"
     .WorkingDirectory =  "%programfiles(x86)%" &  "\Microsoft\Edge\Application\"
     .Save
    End With


Set objShortcut = Nothing
Set objWshShell = Nothing

Google Chrome以外も違うプロファイルはあるのか

Microsoft Edge でサインインして複数のプロファイルを作成する
Firefox で複数のプロファイルを使い分ける方法 – ラボラジアン

##　多分プロファイルでさらに使う分けられる
ショートカットまで作成できる以上、後ろにURLをつければ作成できる。
しかし、これには複数のプロファイルを作らないといけないので、今回はできなかった。