VS CodeをUSBに入れる

必要な理由

1. 容量を食うのが本体ではなくエクステンション。大したプラグインを入れなくても合計で１GB近くなる。
2. 24H2以降の大型アップデートに耐えられない。この大型アップデートはwindows.oldというフォルダを作る。これが普通にやるとあっさり20GBを超える。
   VSCODEをバックアップさせるとその分だけこのファイルが大きくなる。また、このフォルダはうかつに削除することができない。
3. 自分の場合、使用頻度がゼロではないものの、MarkDown、Python、Powershellのコードを手直しするために使うことが多く、常駐させておく必要性がない。
4. ChatGPT、GeminiのほうがまだましなAIなので、Copilotを入れる必要がない。
5. 運用方針として、Copilot 無効 / WSL探索なし / Telemetryなし / 拡張インストール可とする。ここが違う場合は各自で書き換える。

作業フロー

USBをDドライブとして記述する
なお、USBは64GB以上を推奨する。また耐久性やスピードが高いものを選択すること。少しでも動作がおかしくなったら変えること。

1. Microsoft VS　Codeのページからzipファイルをダウンロード `VSCode-win32-x64.zip`
2. zipファイルをDドライブに置く
3. unblockする
4. zipファイルを `D:\Code`に展開する
5. Codeフォルダの読み取り専用を解除する
6. 起動用のbatを作成（必ずANSIで）
7. setting.jsonを作成し、書き換える

余談

vscodeの実行形式ファイルはcode.exeである。

URL

https://code.visualstudio.com/download
サーフィスがarm 通常はamd

クリックする場所が小さすぎる

コード

読み取り専用を解除する

ZipファイルをCodeフォルダに展開すると、その中身は、読み取り専用になっているので属性を変更する。
Powershell 7.0以降は確実

$target = "D:\Code"
Get-ChildItem -Path $target -Recurse -Force | ForEach-Object {
    try { $_.Attributes = $_.Attributes -band (-bnot [System.IO.FileAttributes]::ReadOnly) } catch {}
}

Setings.json

UTF-8 改行コードはLF
UTF-8BOMにしないこと

{
  // ---- WSL探索を無効化 ----
  "terminal.integrated.profiles.windows": {
    "WSL": null
  },
  "terminal.integrated.defaultProfile.windows": "Command Prompt",

  // ---- GitHub Copilotを無効化 ----
  "github.copilot.enable": false,
  "github.copilot.inlineSuggest.enable": false,
  "github.copilotChat.enable": false,
  "github.copilotChat.showWelcomeNotification": false,

  // ---- Telemetryを無効化 ----
  "telemetry.telemetryLevel": "off",
  "telemetry.enableTelemetry": false,
  "telemetry.enableCrashReporter": false
}

起動用バッチファイル

@echo off
start "" /B "D:\Code\Code.exe" ^
  --user-data-dir="D:\Code\data\user-data" ^
  --extensions-dir="D:\Code\data\extensions" ^
  --disable-updates
exit