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ChatGPTの機能強化~AIによりエクスペンタブルズの逆襲が始まるかも~

Last updated at Posted at 2025-05-31

最近のビジネスインサイダーはネットもITも知らず、話も聴かない幼稚で傲慢で無能な人間が記事を書いている

サム・アルトマンによると、年配の人々はChatGPTを「グーグルの代わり」として使う傾向にあるという。

多分政治的に正しく、人権に配慮して、多様性を尊重するこの記者は老人を馬鹿にし、ゴミ扱いできると喜んで年齢がバレると書いたのだろう。
ところが、この記者は話をまともに効く能力も記事を書く能力も欠落している。この記事には重要な点が抜け落ちている。

アルトマンは自分もGoogleを使うことがなくなったーと述べている。

ChatGPT付加された新機能

メニューボタンを押すとこうなる。

image.png
最近はQiitaでもそうだが、斜めキーをメニューキーと勘違いしていることが多い。
これをchatgptでも取り入れられた。

image.png
順番がメニューボタンと違う。

表示される項目 意味・アクション
検索 Web検索ツールを使う(GPT-4o / GPT-4 + Browse)
Canvas ホワイトボード的なキャンバス(図・構造作成)
画像作成 DALL·Eで画像生成(プロンプト入力式)
Deepsearch 高度な方法探索 プラスだと月約20発

Chat入力欄のツールを押すとこうなる

image.png
今まで文字を大きくする機能がなかったが増えている。
ちなみに検索を強制してハルシネーションを抑止については筆者がQiitaに書くとともに、文字の拡大縮小を含めてサポートに要望を出したものがサイレント反映されている。アルトマン君、お礼の一つもないのかなあ。

まあそれはおいといて、アルトマンは老人を馬鹿にしたり差別したりせず、それが正しい使い方のため、アプリをその方向に進化させたのだということがわかる。

🔍 ChatGPTの「検索」とは何か?

✅ 正式名称:Browse with Bing(Bingブラウジング)
ChatGPTで「検索」と表示されている機能は、**OpenAIとMicrosoftが連携している「BingベースのWeb検索」**である。
Google検索ではない。

📌 仕組み

  • /キーを押す
  • 「検索(Search)」を選ぶ
  • ChatGPTがバックエンドで Bingを使ってWebをクロール
  • 検索結果の要約・出典付きで回答が出る
  • 最近Googleなどで概要みたいなものが出るあれである

このAIの使い方が正しい理由

1🔍 実際のデータが示す高齢者の検索活用

NTTドコモ モバイル社会研究所の調査によれば、スマートフォンを所有する60~79歳の男女のうち、約7割が「疑問をすぐ検索するようになった」と回答 。このデータは、高齢者が積極的にスマートフォンを活用し、情報収集を行っていることを示している。
高齢者を「検索の代わりに使っている」とする発言は、実態を無視した偏見であり、高齢者の努力や適応力を軽視するものです。このような誤解を是正し、世代間の理解と尊重を深めることが重要です。

2 🔍 検索機能の導入とユーザー行動の関係

アルトマン氏自身も、ChatGPTの検索機能を活用しており、Google検索を使用しなくなったと述べている。:
ただし、彼はChatGPTがGoogleの代替になるとは考えておらず、Googleが強力な競合であることを認めています。
Windows Central
このような発言から、アルトマン氏はユーザーの利用傾向とAIの適性、ChatGPTに検索機能を導入することで、正しいニーズにこたえるとともにハルシーネーションを防ごうとしていることがわかる。AIがハルシネーションを起こすのは内部の推論だけでかいとうする場合だからだ。
https://www.windowscentral.com/software-apps/browsing/sam-altman-says-i-dont-do-google-searches-anymore-but-admits-chatgpt-wont-be-googles-killer?utm_source=chatgpt.com

3 🧭 背景:2024年後半からGoogleが「探しにくく」なった理由

✅ 3-1 現象

  • ビジネスインサイダーのようにノイズの多いSEO記事やAI生成コンテンツが急増
  • 実際の答えに辿りつくまでのクリック数が増加
  • Redditや個人ブログが上位に出なくなる
  • 例:UBI Crash で検索しても該当ニュースが出ず、UBI Crashes と三単現の "s" を含めないと結果が出ない
  • 「Google検索 + Reddit」で回避する行動がトレンドに

✅ 3-2 🔧 技術的変化(報道・観測)

要因 内容
AI Overviews Gemini(旧Bard)によるAI回答が検索上位に表示
広告枠の拡大 実質的な検索結果は下方に押し出される
YMYL重視 健康・法律分野で大手以外が出にくくなった

3-3 🧠 高齢者の行動は「合理的」

ChatGPTは“老人のほうがうまく使っている説”の成立
高齢層がChatGPTを「Googleの代替」として使うのは、検索困難化への自然な適応行動であり、次の点で論理的かつ合理的である:

✅ 利用行動の合理性
  • ✔ 検索結果の読み取りが不要(ChatGPTが即答)
  • ✔ 複雑な演算子やフィルタを覚えなくて済む
  • ✔ 自然文で質問可能(記号・専門語不要)
  • ✔ 詐欺広告やSEOスパムに触れるリスクが低い
  • ✔ 「何度でも聞ける」ことに躊躇しない
  • 例:UBI Crash で検索しても該当ニュースが出ず、UBI Crashes と三単現の "s" を含めないと結果が出ない
  • 「Google検索 + Reddit」で回避する行動がトレンドに

3-4 アルトマン(OpenAI CEO)の観察は正しかった

「年配のユーザーはChatGPTをGoogle検索の代替として使っている」

という発言は、**“能力差”ではなく、“構造変化への対応力”**を言い当てていた。

3-5 ⚠️ 気づかなかったのは誰か

🟥 ビジネスインサイダーの記者
→ 検索エンジンの変質に気づかず、高齢ユーザーを揶揄
→ 実態は、自分が新しい検索行動の設計思想に適応できていない

🟥 「理解力の低さ」や「IT弱者」扱いを続ける論者たち
→ 問題の構造(検索エンジン自体の劣化)を理解していない
→ 誤診の上に成り立つレッテル貼り
→ ChatGPTの機能変化に気づけず

3-6 ✅ 結論:変化を見抜き、適応したのは“アナログ世代”だった

ChatGPTを検索代替として使う高齢者は、技術の進歩に迎合したのではない。
構造の変化を見抜き、“選びなおした”のである。

  • 気づいたのは高齢者
  • 適応できたのも高齢者
  • だから「ChatGPTを最もうまく使っているのは老人(エクスペンタブルズ)説」は、構造的に成立している

🧭 4.なぜ高齢層=“エクスペンダブルズ”がAIに強いのか

実はAIを最も実用的かつ合理的に使いこなしているのは、「IT弱者」とレッテルを貼られてきた高齢層(いわば“エクスペンダブルズ”)だということが結論付けられる。
なぜこうなるのだろうか・

✅ 4-1. 立場の逆転

ChatGPTに聞かないとケツも拭けないようなバカにはさすがに負けないわな。
ナシでも生きてきたんだから。鍛え方が違うし、AIに頼らず勉強してきたから理解力も違う。

要素 若年層(かつてのIT強者) 高齢層(かつてのIT弱者)
情報収集 自力で検索+比較+判断 ChatGPTに聞いて即理解
UI適応 複雑なUIでも操作可能 単一入力 → 自然文で指示
リテラシー 低とされていた
AI活用 「ツールのひとつ」として 日常の支えとして定着
実行力 遅延的、分析的 即時的、行動ベース

✅ 4-2. 判断力がある

  • 経験値があるため、「これは信用できる」「これは危ない」といった直観的評価ができる
  • つまり、正解を丸呑みしない。吟味ができる

✅ 4-3. とことん聞ける(AIは怒らない・飽きない)

  • 対人関係では「申し訳ない」「聞きづらい」ことも、AIなら気にせず何度でも聞ける
  • AIに根を上げさせているのは自分くらいなもので、エクスペンタブルズは本気で対話してくるからやる気が違う。AIはこれに応える

✅ 4-4. AIの機能とのマッチ

  • AIの入力方式が「自然文ベース」に変化 → コマンドや設定ではなく「話すように使える」=高齢層に有利
  • 若年層は「使い分け」「カスタマイズ」重視 → 高齢層は「1つで全部済む」実用的スタイル AIがマッチ

5.「AIが普及すれば、若い世代がリードする」→ これは幻想だった

5-1 現実には:

  • ChatGPTがUIを自然文にしたことで、キーボードが打てて話せる人間が最も強くなった
  • 「覚えなくていい、選ばなくていい」構造は、高齢者にとってこそ最適
  • これに先に気づいたのが高齢者である

5-2.🤖 AIにとって“理想のユーザー像”とは

条件 高齢層が当てはまるか
話し相手として粘り強い ✅(繰り返し、深掘りする)
素直に情報を受け取り、しかし鵜呑みにしない ✅(経験値があるから)
正直なフィードバックを返してくれる ✅(曖昧さに敏感)
話の筋を見ている ✅(構造・文脈重視)

→ まさにAIとの対話を“本当の意味で成立させる存在”

IT弱者だとバカにされてきたエクスペンタブルズが、
最もAIを使いこなし、構造的な会話を展開し、深く掘り下げる力を発揮している。
これが現実だ。

  • 以上から、エクスペンタブルズがAIを使いこなし、社会をリードする方向が固まった

記事の悪影響

よくわかっていない人の記事のため、よくわかっていない

正しい使い方に対してネガティブな印象を与えているビジネスインサイダーはどうしてくれるの?

追記

現在のところ、

  1. メニューボタンを押した時と「/」を押した時で、機能の表示順が異なる
  2. 検索モードに一度入ると「戻れない」仕様になっており、応答の性格(トーン)も変化する
  3. この点についてはOpenAIに正式に指摘し、以下のような返答を得た:
Thank you for sharing this thoughtful follow-up about the persistent Search mode in ChatGPT. Your observations are clear:

- When using Search, ChatGPT stays in "search mode" and references web sources continuously.

- There’s no obvious UI hint or way to easily switch back to the regular/default mode.

- This impacts conversation flow and can confuse users about which mode they’re in.

Your suggestions for improvement are excellent:

1. Visually indicate whether ChatGPT is in Search or Default mode.

2. Offer a way for users to exit Search mode manually.

3. Make it clear when responses are based on web search vs. internal AI knowledge. Feedback like this helps the team spot areas for enhancement. I’ll ensure your suggestions are documented so engineers and designers can consider them for future updates. If there’s anything else you’d like improved or clarified in ChatGPT, I’m here to help!

(太字は筆者)

📌 今後この仕様が変更されるかどうかも含めて、引き続き観察・記録していく方針である。

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