第一段階 USB Bluetoothで接続
今回の記事はWindows11で確認しているが、当然Windows10でも
とにかく接続するというのがまず第1段階。
特にBluetoothでトラブルことが多い。
手順は複数あるが、一つに絞る。
ヘッドセット
- スタート
- 設定をクリック(個人用設定 スタート フォルダーで表示するがオンの時)
- デバイスをクリックする 「Windowsの設定」の上段左から2番目にあるオプション
- Bluetoothとその他のデバイスをクリック
- Bluetoothが有効(青色)になっているか確認、なっていなければオン。
- ヘッドセットの電源を入れてBluetoothでのペアリング開始
- ヘッドセットをペアリングモードにする
- ヘッドセットが「デバイスを追加する」画面に表示されたら、それクリックして追加
問題はペアリングモード
これはヘッドホンのメーカーや機種によって異なる。安物であれば電源ボタンを3秒押すとか。
また、一度接続するとPCが記憶?するので、その後人間がペアリングの仕方を忘れることもある。
Bluetoothの「ペアリング」と「接続」ってなに? | 使いかた | ヘッドホン | サポート・お問い合わせ | ソニー
ペアリングする(機器登録する) | HA-FX100T | 取扱説明書(Webマニュアル編)
Bluetoothヘッドセットの仕様、ペアリング方法一覧 Elecom
など
USBは刺すだけ
USB-AかUSB-Cかくらいしかない。
ディスプレイが3種類
マルチモニターだとデバイスが1つ多くなる。しかもUSB-C、HDMI、Displayportがある。
ここでも音声の出力デバイスの切り替えが必要となる。
アナログも刺すだけ
最近はマイクとスピーカーが1つになり、3極、4極、5極まであるが、5極はソニーのノイキャン系で、こんなものはBluetoothにとって代わられそうなので、3極か4極という状況。
完全ワイヤレス型ヘッドホン新フラッグシップモデル『WF-1000XM5』の生み出す究極の静寂と音【ノイズキャンセリング性能・高音質編】 | ソニー
こういう記事で5極が消えるフラグを感じるのは筆者だけだろうか?
5極はさておき、本来、PCでは、音声の入出力はアナログというかラインというか、音声の端子につなぐのがセオリーで、USBもBluetoothも邪道であった。
これはなぜかというと、デバイスの割り当ては必ずPCのリソースを食い、そして音声はDA/DA変換が必要になり、これは割と大きい。なのでトラブルの原因となる。わざわざPCで用意しているのに、USBやBluetoothでリソースを食うというのはいかにもおかしな話である。
とはいうものの、3極、4極あたりで混乱が生じてしまい、USBに付け入られる隙を作ってしまったと思う。さらにワイヤレスが混迷を深めた。
おおむね4種類
以上のように、音声のデバイスの切り替えは、ディスプレイ(HDMI等)、ラインの入出力、USB、bluetooth、が接続されるため、デバイスの切り替えが必要となる。
HDMIも音声出力
ここで前述のとおり、モニターにもスピーカーがあり、こちらから音が出る。
そうするとおおむね5種類くらいのデバイスがPCにつながっているという状況になる。
現在はこのように複数のデバイスが接続されており、次のデバイスの選択が必要となる。
第二段階
以前ならここでめでたしめでたしだった。
しかし、例えばマルチディスプレイにすると、出力デバイスはモニター1、モニター2、ヘッドセットのスピーカと3つある。これを切り替える必要がある。
ミキサーの設定の確認
設定 システム サウンド 音量ミキサーを開く
で出力デバイス、入力デバイスともBluetoothまたはUSBのヘッドセットになっているか確認する
そしてここでやはりQiitaである以上、Win+Rに入れるワンライナーを書く必要があるし、わかりやすい。
%comspec% /c "start ms-settings:sound"
となる。これを書かないと、これまた複数の画面が表示され、スクショを取らないといけないが、スクショをとったからと言ってそこに行ってくれるとは限らない。そんなわけでファイル名を指定して実行が役立つ。
こちらではない
Mixiserだけ開く sndvol.exe
https://www.tunesbro.jp/blog/how-to-open-the-volume-mixer-in-windows-11.html
以前のサウンドのミキサーが開くが、デバイスの切り換えできない。
第三段階 アプリの設定の確認
通常、ここは既定になっていると思う。しかし以下で説明されているとおり、
NEC LAVIE公式サイト > サービス&サポート > Q&A > Q&A番号 023678
Windows10/11ではアプリごとにスピーカーを設定することができる。
%comspec% /c "ms-settings:apps-volume"
最もこれで開くのは
システム サウンド 音量ミキサー
であり、そのページの下の方にアプリ という項目がある。そこで設定ができるというわけである。
なので、
%comspec% /c "start ms-settings:sound"
こちらだけ覚えておいてもよい。
設定厳禁
この設定はよほどPCとアプリが限定して使用しているような状況しか適用する意味がないことから、通常はここの設定を既定から変えないこと。
こういうのに疲れたら
このように設定も設定の変更も面倒なので、アナログ端子にみんなつなごう。とにかく自分で持ってきたbluetoothヘッドフォンがつながらないという文句を他人に言うのはマジでやめろ。