※一部python向けの内容が含まれますが、他の言語の方は飛ばして読んで下さい
はじめに
みなさんプログラミングをしているとコピー、ペーストを多用しますよね?今書いているファイルのみならず、過去に作ったプログラムや、ネット上からコピー、ペースト、コピー、ペースト....そんな生活を便利にしてくれるのが、タイトルのショートカットキーです
このショートカットはWindows用のものです。Winキー無いと押せないですからね。Macの人はMaccyというものがあるらしいので、それを使うと良さそうです。
クリップボードとは?
一応初心者向けに書いてるので、クリップボードについて話しておきます。そもそもctrl + c
でコピー、ctrl + v
でペーストはOKですよね?(ctrl + x
でカットもありますが)コピーした内容をペーストで貼り付けられるのは、このクリップボードに内容が保存されているからです。用は1個だけ物を入れておける箱みたいな感じですね。
おまけ
このクリップボードですが、pythonからもアクセスできます(というか多くの言語ではアクセスできるんじゃないでしょうか)。
import subprocess
content = "hello world"
subprocess.run("clip", input=content, text=True)
クリップボードにコピーするだけなら標準ライブラリのsubprocess
でいけます。
ペーストがしたい場合にはpyperclip
と言う外部モジュールを使うので、コマンドプロンプトでpip install pyperclip
する必要があります。
これ以上は主題とズレるので、ここまでとさせていただきます。こんな風に自作でこの辺をいじろうとすると、なかなか面倒だというのが分かっていただければ十分です。
とりあえず押してみよう!
特に設定をいじらなくてもキーポードのWindowsマークとVを同時に押せば、もう下の方からウィンドウが出てくるので、初回はここからオンにしてやりましょう。やることはそれだけです。手軽に便利なので、筆者は大学のPC使う時にも毎回やってます。
使い方
オンにしたら、あとは普段通りにコピーとかペーストとかをやってみてください。そうすると、勝手にコピーした履歴が25個まで溜まります。これはもうメリットしかないです。25個のうち、お気に入りのものはピン留めしておきましょう。ピン留めしておけば、シャットダウンしたとしても残ってくれます。pygameのテンプレなど、よく使うコードをここに入れておくと便利です。
それでも物足りない人は?
25個じゃ足りないよ!と言う人は、先ほど述べたようにpyperclip
で、こちらとテキストファイルへの出力を組み合わせて、自分好みのツールを作っちゃってください。(筆者は逆に、自作していたら完全上位互換を見つけてしまったパターンです...)
まとめ
Windowsユーザーは全員Win + Vを押せ!
最後に
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。今回はWin + Vをただ紹介するだけの記事でした。初心者向けの紹介記事ですが、サブのPCとしてWindowsを使い始めた人とか、今まで気づいていなかった人とかが、これを知る機会となれば嬉しいです。これをオンにしておくことにはメリットしかないと思うので、なぜデフォルトはオフなのか、なぜもっと存在をアピールしてこないのか、疑問に思います。