前置き
秋月でpicoをポチっちゃったがどうやって使えばいいか全く思いつかず、とりあえずLチカをやってみようと思ったが、メインPCはArchLinuxで驚くほどArchLinuxでpicoをいじっている人がいませんでした。
macOSでLチカをやってる記事を見つけたので、ArchLinuxでやってみると決め、そのまとめをここに書きます。
環境構築
arm-none-eabi-gccの導入
sudo pacman -S arm-none-eabi-gcc arm-none-eabi-newlib
これで終わりです。arm-none-eabi-newlib
をインストールしないとexampleのblinkのコンパイルができないのでインストールしましょう。
SDKの導入
gitで落としてパスを通すだけです。
cd ~
mkdir pico
cd pico
git clone -b master https://github.com/raspberrypi/pico-sdk.git
cd pico-sdk
git submodule update –-init
.bashrc
(僕はzshなので.zshrc
)に次を追加して
export PICO_SDK_PATH = "~/pico/pico-sdk"
source
で適用します。
source .zshrc
Lチカ(blink)のコンパイル
pico-exampleをclone
cd ~/pico
git clone -b master https://github.com/raspberrypi/pico-examples.git
cd pico-examples
pico-exampleをビルド
mkdir build
cd build
cmake ../
blinkをビルド
cd blink
make
ビルドが完了するとblink.uf2
が生成されます。
書き込み
BOOTSELボタンを押しながら接続するとUSBメモリとして認識されるので、生成されたblink.uf2
をドラッグ・アンド・ドロップすれば書き込みが終わり、Lチカ完成です。
参考文献