今回は Linux コマンドをよく使う順にまとめて、その中でもよく使うコマンドをまとめてみました。
[] はその場に合わせて、{} は任意のパラメータ(?)です。
#ファイル・ディレクトリ操作
##ディレクトリを作る – mkdir
mkdir [dir_name]
##ディレクトリを削除する - rmdir
rmdir [dir_name]
##ディレクトリを移動する - cd
cd [dir_name]
##ディレクトリの中身を見る - ls
#単純
ls {dir_name}
#権限や所有者
ls -l {dir_name}
#隠しファイルも含める
ls -a {dir_name}
#権限や所有者+隠しファイル
ls -al {dir_name}
##ファイルを作る - touch
touch [file_name]
##ファイルを編集する - nano, vi, vim
[editor] [file_name]
[editor]
には nano や vim が入ります。
##ファイル(・ディレクトリ)を削除する - rm
rm [file_name]
#ディレクトリ内のファイルを全て削除
rm *
rm [dir_name]/*
#警告なしで削除
rm -f *
#ディレクトリ内のものを(ファイルだろうがディレクトリだろうが)全て削除
rm -r *
rm -r [dir_name]/*
#ディレクトリを中のものまで全て削除
rm -r [dir_name]
##ファイル・ディレクトリを移動・改名する - mv
移動と改名は同じコマンドでします。
#改名
#注:new には存在しないファイル・ディレクトリ名を入れる
mv [old_file_name] [new_file_name]
mv [old_dir_name] [new_dir_name]
#移動
mv [target_file_name] [to_file_name]
mv [target_dir_name] [to_dir_name]
##ファイル・ディレクトリをコピーする - cp
#to_file_name に file_name の内容をコピーする(to_file_name が存在しない場合は新しく作られる)
cp [file_name] [to_file_name]
#file_name を他のディレクトリにコピーする
cp [file_name] [to_dir_name]
#ディレクトリをコピーする場合は -r オプションをつける
#語尾にスラッシュをつけるかどうかで挙動が変わる
##中身をコピー:to_dir_name の中身と dir_name の中身が同じになる
cp -r [dir_name] [to_dir_name]
##中にコピー:to_dir_name の中に dir_name ができる
cp -r [dir_name] [to_dir_name]/
##まとめ
以上が、私がよく使うと思う Linux コマンドでした。
初心者の方は、多いなと思うかもしれませんが、本当によく使うコマンドですので、やってくうちに自然と覚えられると思います。