はじめに
これは備忘録的な感じです。
問題
いつも通りcd
コマンドで外付けのSSDであるEドライブに移動しようとしたら、
C:\Users\username>cd E:\data
C:\Users\username>
あれれーー?おっかしいぞーー!?
移動できてないじゃないか!!
エラー文はないし、ファイルエクスプローラーでも認識されてる...
どういうことだってばよ?
気になったので、調べてみました。
理由
コマンドプロンプトでcd E:\data
を打つと、Eドライブでの Current Working Directory (作業ディレクトリ) が切り替わるのたけであって、今いるドライブは切り替わりません。
MS-DOSの最初のバージョンからずっとこの挙動らしいです。普段、UbuntuやMacOSでしかCUIで作業しないので、知らなかったです。
方法
別のドライブに移動するには、cd
コマンドした後にドライブに割り当てられてるE:
を打ちます。
C:\Users\username>cd E:\data
C:\Users\username>E:
E:\data>
もしくは、パラメータ/d
を使います。
C:\Users\username>cd /d E:\data
E:\data>
おまけ
コマンドプロンプトでpwd
コマンドに当たるのは@cd
らしいです。
E:\data>@cd
E:\data
E:\data>@cd C:
C:\Users\username