iPhoneの「ショートカット」アプリには、特定の条件をトリガーにして自動的にいろいろなアクションを実行してくれる「オートメーション」機能があります。私はこの機能を使うことで、ちょっとした手間を減らしながら、毎日の生活をスムーズにしています。この記事では、実際に私がどんなオートメーションを設定しているか、その具体例を紹介します。
朝のルーチンを自動化
朝はいろいろと慌ただしく、やることも多いですよね。私は「目覚ましが止まったとき」をトリガーにして、いくつかのアクションをまとめて動かしています。
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天気予報を読み上げる
まず「天気」アプリから情報を取得し、その日の天気と気温を読み上げるように設定しています。寝起きでまだぼんやりしていても、聞いているだけで外の様子がわかるので便利です。 -
カレンダーの予定を表示
同時に、その日入っている予定を一瞬で確認できるようにしています。カレンダーを開く作業を省けるので、「今日は何があったっけ?」と見落とすことも減りました。
自宅に着いたら自動で快適モードに
次におすすめしたいのが、「自宅に到着したとき」をトリガーにするオートメーションです。GPSを使った位置情報の仕組みで、家に入るタイミングを検出してもらいます。
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Wi-Fiをオンにする
外出時にモバイル通信をメインで使っていると、Wi-Fiをオフにしたまま忘れてしまいがち。そこで、家に着いたとき自動的にWi-Fiをオンにすることで、スムーズにネット回線を切り替えています。 -
音楽を再生してリラックス
長時間移動して疲れたときは、リラックスできる音楽を聞きたいもの。帰宅と同時にプレイリストを再生するよう設定しておくと、一息つく時間も快適になります。
定型メールの送信を自動化
仕事やプライベートで、毎週・毎月決まったタイミングで送らないといけない連絡はありませんか? 私は「曜日と時刻」をトリガーに設定して、定型メールを自動送信するようにしています。
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報告メールやリマインドメール
毎週月曜日の朝に上司へ週報メールを送る必要があるので、あらかじめ書いておいた文面を自動送信に設定。うっかり送り忘れるリスクが減りましたし、朝の貴重な時間を節約できます。
まとめ&ちょっとしたコツ
オートメーションを活用すると、いつも繰り返していた作業がラクになり、より重要なことに時間を使えるようになります。最初は「どんなタイミングで何を自動化しよう?」と戸惑うかもしれませんが、自分がよく行う作業や「これ、毎回やるの面倒だな」というところから始めてみるといいですよ。
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オートメーションの通知を確認する
iOSのバージョンによっては、オートメーションが実行される前に通知が表示されることがあります。通知が邪魔に感じる場合は、設定を見直してオン・オフを調整してみてください。 -
アプリの権限設定をチェック
位置情報や通知など、アプリの権限がオフになっていると、うまく動かないことがあります。動作しない場合は、設定アプリを開いて権限を再確認してみてください。
このように、自分の生活スタイルに合ったオートメーションを組み合わせていくと、iPhoneが頼もしいパートナーになってくれます。ぜひ一度試してみて、あなただけの快適なルーチンを作り上げてみてください。