iPhoneのショートカットアプリを活用すると、ちょっとした操作をまとめて自動化できるので、日常生活がぐんと楽になります。今回は、私が実際に使っているレシピをいくつかご紹介します。どれも簡単に作れるので、ぜひ試してみてください。
ショートカットアプリとは?
iPhoneに標準搭載されている「ショートカット」アプリは、複数の操作をまとめて一度に実行できる便利なツールです。たとえば、特定の時間に音楽を再生したり、位置情報をきっかけにしてメッセージを送信したりといったことが、ワンタップや自動でできるようになります。私の場合は、ちょっとした手間を省いて生活の質(QOL)を上げることを目標にレシピを作っています。
私が実際に使っているショートカットレシピ
1. 「おはよう」ショートカット
朝の時間を効率化するためのショートカットです。私は以下のアクションをまとめています。
- 現在地の天気予報を読み上げる
- 今日のカレンダー予定を表示
- 好きな音楽プレイリストを再生
朝のルーチンを一括でスタートできるので、目覚めから活動開始までがスムーズになります。
2. 「家事リマインダー」ショートカット
家事のやり忘れがないように工夫したショートカットです。たとえば、掃除や洗濯の曜日・時間が近づくと、自動で通知を受け取れるようにしています。
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アクション例
- 毎週◯曜日の午前中に「洗濯物は大丈夫?」と通知を送る
- 毎週◯曜日の夜に「明日ゴミ出しの日だよ」と知らせる
通知を受け取ると、そのままタップしてタスクアプリに飛べるように設定しておくと忘れにくくて便利です。
3. 「移動をスマート化」ショートカット
出先での移動を効率的にするために作りました。たとえば、職場を出るときに自動で家族へメッセージを送るようにしています。
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トリガー
- 職場を離れた位置情報をきっかけに実行
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アクション例
- 現在地から自宅までの所要時間を計算
- 家族へ「今から帰るよ」とメッセージ送信
毎回手動で連絡する手間が省けて、家族にも帰宅時間を伝えやすくなりました。
4. 「お気に入りアプリ起動」ショートカット
よく使うアプリをワンタップで開けるようにしています。これだけだと大したことないように見えますが、複数のアクションを追加すると意外と便利です。
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アクション例
- 指定のアプリを起動
- 同時に通知音量を少し下げる(会議中でも使える)
- さらに必要があればメモ帳にスムーズに移動
「アプリを開くだけ」でも、必要に応じてまとめられるアクションが多いので、自分好みにカスタマイズしてみてください。
ショートカットで気をつけるポイント
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アクションの順序
- レシピの流れが正しいか、動作が止まる部分がないかを確認しましょう。
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権限設定
- 位置情報や通知など、必要な権限が許可されているかチェックしてください。
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トリガー(自動化のきっかけ)
- 時間、位置情報、アプリの操作など、自分が使いやすいトリガーをうまく選ぶとさらに快適になります。
まとめ
iPhoneのショートカットアプリは、ちょっとした工夫で驚くほど生活を便利にしてくれます。最初は既存のレシピを試してみて、そこに少しずつアクションを追加するのもおすすめです。慣れてきたら、毎日の習慣やちょっとした手間を自動化して、自分だけの“QOL向上ショートカット”を作ってみてください。
今回紹介したレシピも、ぜひ参考にしてもらえたらうれしいです。自分の生活スタイルに合わせたショートカットを見つけて、日々の効率をアップさせてみましょう。