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iPhoneを使っていて、「もう少しラクできたらいいのに」と思うことはありませんか?今回は、私が実際に使っているショートカットレシピの中でも、アクションボタンに複数の機能を割り当てる方法をご紹介します。ポイントは、現在地や起動中のアプリなど、状況に合わせて違う動きをさせられるところ。ちょっとした工夫で、いろんな操作を一つのボタンにまとめられるので、QOLがぐっと上がりますよ。


アクションボタンって何?

アクションボタンは、最新のiPhoneモデルに搭載されている機能で、ショートカットやアプリの起動などを瞬時に呼び出せるボタンです。標準では「無音モード」や「カメラ起動」などが設定できますが、ショートカットと組み合わせると、より自分好みにカスタマイズできます。


設定の基本手順

  1. 設定アプリを開く
    ホーム画面から「設定」をタップします。

  2. アクションボタンを選ぶ
    設定メニューの中に「アクションボタン」という項目があるので、そちらをタップ。

  3. 「ショートカット」を選択
    ここでは「ショートカット」を割り当てることで、ボタンを押したときに複数の機能をまとめて呼び出せます。

  4. ショートカットアプリで新しいレシピを作成
    ショートカットアプリが自動的に起動するので、「+」ボタンなどから新規ショートカットを作ります。


条件を活用するコツ

今回のテーマは、単に「ボタンを押すと何かが起動する」だけでなく、現在地起動中のアプリなど、状況に合わせて動きを変えること。これを実現するには、ショートカット作成画面で**「条件付きアクション」**を設定します。

  • 現在地(位置情報)を条件にする
    たとえば、お気に入りのカフェにいるときは音楽を再生し、家に帰ったら照明をつける、といった感じで場所に合わせて動きを分岐させられます。

    • 「位置情報」を選んで特定の場所を登録
    • 場所が一致したら実行したいアクション(音楽や家電操作など)を設定
  • 起動中のアプリを条件にする
    Safariが開いているときに特定のウェブサイトを開く、あるいは仕事用アプリが開いているときは通知音量を下げる、といった操作もまとめられます。

    • 「アプリ」を選んで特定のアプリを指定
    • アプリが起動している/いない状況で行う操作を振り分ける

具体的なレシピ例

カフェで音楽スタート

  1. 位置情報をカフェの住所に設定
  2. アクションで音楽アプリを起動 & お気に入りのプレイリストを再生
  3. ボタンを押すだけで、「今いる場所がカフェなら音楽スタート」という流れを作れます。

仕事中は音量ダウン

  1. 特定の仕事用アプリが起動していたらという条件を設定
  2. アクションで「着信音量を自動的に半分にする」などの操作を追加
  3. ボタンを押すと、仕事に集中したいときの環境にワンタップで切り替わります。

まとめ

アクションボタンにショートカットを設定すると、ただボタンを押すだけで複数の操作を一気にこなせます。さらに「条件付きアクション」を組み合わせれば、現在地や起動中のアプリに応じて動作を変えられるので、格段に便利になります。最初は簡単なアクションから試してみて、慣れてきたら少しずつ応用してみるのがおすすめです。

iPhoneをもっと自分好みにカスタマイズして、日常のちょっとした手間を減らしてみませんか?ぜひアクションボタンとショートカットを活用して、自分だけの快適レシピを作り上げてください。私も今後、さらに便利な組み合わせを探っていきたいと思います。

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