概要
AutomateでSharePoint listの更新先を条件によって変更した場合、通常は条件アクションやスイッチアクションを使用して実装することになりますが、この方法だと更新先のリスト数が多い場合、実装が手間になります。
そこでそれらのアクションを使用しないで更新する方法を紹介します
実装手順
変数の初期化
項目の更新
サイトのアドレス/リスト名を変数などで入力すると、更新プロパティがIDと項目のみの表示となります
そのため通常の方法では更新することができません
今回はプロパティ「項目」に列名と更新内容を含めたjsonを入力して実行します
//項目に入力するjson例
{
"contents": "test",
"contentsType": {"Value" : "testA"}
}
上の例では、1行テキスト列「contents」に「Test」、選択肢列「contentsType」に「testA」
を入力する内容になります
実行結果
レコードの更新に成功しました
まとめ
動的にSharePoint listの更新先を変更したい場合は、「項目」に更新したいjsonを入力しましょう
更新列に選択肢列が含まれる場合は1行テキストと違う形でのjsonを送る必要があるので、作成アクションなどでjsonを整えてから入力すると効率的かもしれません