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Power BI workout - Personalize visuals

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組織やグループに展開しているレポートが "すべてのひとに最適で必要" だったということは奇跡かも、展開が広ければ広いほどね。BI を活用する企業文化が成熟していれば、奇跡ではなく当然になるのでしょう。

使っている BI ソリューション のなかで最も使っている機能はなんですか?Excel へのエクスポート機能です。というジョークがあるのだけど、まじめに考えてもよいのではと思うのです。提供されている BI レポート や ビジュアルに満足できていないと考えてもよいわけで、じゃぁどうするかってところかと。単にイヤイヤしてるだけのコドモおとなをあやしてる場合ではないから、建設的な使い方ができればよいなぁと。

Personalize visuals は、レポートを利用するユーザの操作によってキャンバスに配置されたビジュアルをカスタマイズできる。

機能を試すだけなら

ささっと自動生成できる Power BI のレポートに使われているから概要はすぐにわかるよね。

本格的に使うなら

本格的に使ってもよいけれども戦略的にね。

こういう機能はないのかと言われたら、こんなこともあろうかとささっと用意する。用意されたビジュアルが気に入らないと言われたら、集計対象が増減した時とかどうしますか?軸や凡例も増減した時とかどうしますか?じゃぁ、この機能を用意したので確認しながら最適と考えられるビジュアルを具体的に教えてねと。

やらなければならないことは必ずやる

以下項目を並べていて思うのだけど、ほとんどモデリングの基本タスクでしょ。

レポート上で直接利用されないフィールドやメジャーは必ず非表示にする
モデリングのタスクでうち最も達成できていないことだと思う。単にレポートビューで表示されないということだけではないのです。Personalize visuals を使うためにということではない。

暗黙のメジャーを使用しない
メジャーはどのような集計をするのかを明示的に定義するもの。
Personalize visuals を使うためにということではない。

Format / 書式設定
レポートユーザが設定できないのだから当然。
Personalize visuals を使うためにということではない。

Sort by column / 列で並び替え
Personalize visuals を使うためにということではない。

Column hierarchy / 列の階層
Personalize visuals を使うためにということではない。

Perspective / パースペクティブ
Perspective は 追加された定義ではなくもともとあるんだよね。Power BI ではなかなか使う機会がなかっただけ。
Analyze in Excel でも使えますし。
image.png
[Command text] に "Model" ってなってるでしょ。これ、既定の パースペクティブ名。だから、新たに定義した Perspective を使って、Excel ピボットテーブルで利用される 見出しやメジャーの表示を調整できる。

パースペクティブ を準備するには Power BI Desktop では解決できない。なので Tabular Editor など外部ツールを使うとよい。

Perspective の適用範囲はレポートのページごとだから、レポートの構成など含めて考慮する必要がある。

レポートのカスタムテーマ
ユーザが様々なビジュアルを使用できるのだから、各ビジュアルの既定の書式を設定しておいた方がよい。だって、ユーザはビジュアルをカスタマイズできるけどフォーマットの変更ができないから。

Header icon の showPersonalizeVisualButton で既定をfalseにして必要なビジュアルだけtrueにするとか工夫もできるよね。

思ったこと🙄

Power BI に限らずなのだけど、サービスや製品にはたくさんの機能がある。じゃぁ、それらすべてを使いこなす必要があるのかというとそうではないよね。ただ、💡これが使えそうだなって機会はいつ来るかわからないからね。

その他

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