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Red Hat Enterprise Linux 8.8を導入後に行ったこと

Last updated at Posted at 2023-10-23

はじめに

Red Hat Enterprise Linux 8.8の導入後に幾つか行った環境設定を以下に記します。

タイムゾーンの設定

デフォルトではタイムゾーンがAmerica/Los_Angelsでインストールされたので、タイムゾーンをAsia/Tokyoに変更します。タイムゾーンの設定、確認はtimedatectlコマンドを使用します。

・timedatectlの主なオプション

オプション 説明
status  現在の時刻と設定を表示  
list-timezones   利用可能なタイムゾーンを表示
set-timezone タイムゾーン名   タイムゾーンを設定   

それでは、タイムゾーンの現状を確認してみます。

timdatectl statusで現状を確認。
rhel8.8_14.png

America/Los_Angelsが設定されているので、Asia/Tokyoに設定、変更します。
rhel8.8_15.png

システムロケールとキーボードレイアウトの設定

デフォルトではシステムロケールがen_US、キーボードレイアウトがusでインストールされたので、システムロケール、キーボードレイアウトを日本語に変更します。システムロケール、キーボードレイアウト共にlocalectlコマンドを使用します。

・localectlの主なオプション

オプション 説明
status  現在のロケール設定を表示  
list-locales   利用可能なロケールを表示
set-locale 設定するロケール   システムロケールを設定 
list-keymaps  利用可能なキーボードレイアウトを表示 
set-keymap 設定するキーマップ キーマップを設定 

それでは、システムロケールの現状を確認してみます。

localectl statusで現状を確認。
rhel8.8_14.png

en_USが設定されているので、ja_JP.utf8に設定、変更します。
キーボードがUSなので、日本語キーボードのja_JPのアンダースコアはShift+8で入力可能です。

localectl set-locale ja_JP.utf8でシステムロケールを日本語に変更。
rhel8.8_15.png

次に、jp106をオプションに指定してキーボードレイアウトを日本語に変更します。

localectl set-keymap jp106でキーボードレイアウトを日本語に変更。
rhel8.8_16.png

ホスト名の設定

デフォルトではホスト名がlocalhostになっていたので、ホスト名を設定します。
hosnameおよびhostnamectlコマンドで現在のホスト名を確認します。

rhel8.8_19.png

hostnameコマンドでホスト名を変更することは可能ですが、Transient hostname、つまり一時的にホスト名が変更されるだけです。
rhel8.8_20.png

恒久的にホスト名を変更するためにhostnamectlコマンドにset-hostnameオプションを指定します。
rhel8.8_21.png

終わりに

Cent OS8を導入したときはデフォルトでネットワークデバイスが無効になっていたので、nmcli c mとかやらなくてはいけませんでしたが、RHEL8は最初からネットワークデバイスが有効でネットワークに接続できました。

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