147
106

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 1 year has passed since last update.

「こんなはずじゃなかった」どこで間違えた俺の個人開発

Last updated at Posted at 2021-10-25

この記事では賢い知識は得られません。息抜き程度に見ましょう。

こんなはずではなかった

「なぜだ、なぜこんなに伸びないんだ」

そう思いました。アプリを初めて開発した時には。
自分で作った初めての個人開発アプリを半年ほどかけて開発し、
公開しましたが引くほど使われていません。

「半年もかけたのに」
「もぅマヂ無理、ちょぉ頑張ったのに」
「ゥチのことゎもぅどぉでもぃぃんだって」
docker-compose downしょ」

なぜこうなりましたか?
一緒に見ていきましょう。

開発とマーケティングはどっちも大事

自分には個人開発に取り組む動機に少し問題があったような気がします。
ここで少し、自分の経歴についてお付き合いください

私の経歴 (頑張って読んで)

私は元々、新卒で某ITベンチャーでバックエンドエンジニアとして働いていました。
そこではプロジェクトのサブリーダーとして働いていましたが、
打ち合わせやMTGが多くコードを存分に書ける時間はそれほど多くなかったのかなぁと思います。

幸いなことに、なぜかサブリーダーの私よりも
そのメンバーとして働いている方々の方が優秀だったので、
楽させてもらっている方だったのですが
ワガママ言うともっとコードを書きたいと思っていました。

詳しくはこちらの記事でも書いているので、よかったら見て下さい。

そんな折、転職をきっかけにポートフォリを作るようになりました。
楽しかったです。自分で全部決めて書けることが嬉しく思えました。

元々は技術力を伸ばすための転職を考えていたのですが
ポートフォリを作る内、次第にこう思うようになりました。

「あれ、既にもうなんでも作れるんじゃね?」
「実は、技術力はそれなりにあって、もう独立できるんじゃね?」

皆さんもお気づきかもしれませんが、これは甚だしい勘違いです。
「殴ってやりたい」と思いましたか? それは正しい感情です!
ですが筆者は豆腐メンタルなので鋭い批判は避け、意見するときは赤ちゃん言葉でコメントしましょう。(ex. 勘違いがすぎるでちゅ)

そんな経緯で私は個人開発を始め、これで生計を立てることを目標にしました。

開発10割 マーケティング0割

僕の「個人開発」という列車は

  • 使用技術を自分で決めれる
  • 設計を全部自分でできる
  • デザインも自分で全部決めれる

という欲求を満たすことを動機に発進してしまいました。

ユーザーのニーズ調査などもせずにドンドン進んでいきます。

「楽しい!楽しい!(脳死)」

そしてアプリの開発が進んできてふと思います。

「これってちゃんと使ってもらえるのかな?」
「どうやって宣伝しよう」

「...まぁモノさえ良ければ使ってもらえるだろう!」

そして私は考えるのをやめました。
この時点で半年が経過していました。

ここまで見てきて皆さんは何が問題だと思いますか?
たくさんありますよね。ほんと、どうしましょう。
自分が思うに問題点は以下かなと思っております。

  • ニーズ調査・フィードバック集めを行わない
  • 作り込みすぎる
  • 自分のアプリを客観視できていない

要するに独りよがりで、マーケティングの部分を疎かにし過ぎたのだと思います。
ではどうすべきだったのでしょう?
これから上記の問題への対応を考えます。

ニーズ調査・フィードバック集めを行わない

どれだけ手を込めて作っても使われなければ意味がありません。

  • 自分の作ろうとしているアプリを必要としている人がいるのか?
  • 自分自身本当に必要なアプリだと思えるのか?

これを考える必要が大切でした。そのためにもQiitaやTwitterなどのSNSを日頃から頑張っておいて、フィードバックを返してくれる人々を集める必要があったのかなと思います。

私は高校生時代からTwitterなどといったSNSに乗り遅れて以来、
謎のプライドでSNSをやらないという姿勢を貫いてきました。
大間違いでした。最近始めました。フォローお願いします。。。

筆者のTwitterのプロフィール

また、個人開発向けのアプリなども存在しているので、そのアプリが活発になればいいなぁと思っています。

一応、皆に知ってもらうためにGoogle広告などを打ってみましたが、全然うまくいきませんでした。
付け焼き刃でやっても、ユーザーが必要としていないならあまり意味がない気がします。

作り込みすぎる

image.png

作り込み、ダメ、ぜったい

私も元々はアプリを開発するために、「なるべく作り込みすぎないである程度作ったら公開するという姿勢を取ろう。その姿勢でいくつかアプリを作ってから反応の大きかったものだけ伸ばそう」と考えていました。

ですがいつの間にか沼に入って作り込みすぎちゃいました。
「中途半端な作り込みで公開しても誰も触ってくれないだろう」
そういった考えで作り込みすぎちゃいました。

また、これは誰が使うの...?というちょっとでも批判的な意見を受けるのを恐れていた部分があります

しかし、そうは言っても使われないアプリを自分で作り続けても報われません。
勉強目的で個人開発をされている方はそれで全く問題ないのですが、
これで食ってきたいと考えている自分として全くの無意味です。

過去の自分を説き伏せたい気持ちでいっぱいです。

今の自分「やめて!それ以上作り込みすぎないで!」
過去の自分「うるせぇ、作りこめば注目されて使ってもらえるんだ!」
過去の自分「iPhoneだって売り出すまでは駄作と言われていたけど」
過去の自分「そのクオリティに惹かれて今では当たり前になっているんだ」
今の自分「落ち着いて、あなはビルゲイツではないわ!」

自分のアプリを客観視できていない

image.png

自分だけかもしれませんが、ついつい自分で作ったアプリが最高だと思っちゃいます。
なぜでしょうか。教えてください。

ゆえに引き時が分かりません。
このためにもフィードバックを受けておく必要があります。

自分だけで考え、作っていると追加機能がどんどん思いついて、
創作意欲が刺激され、いずれ、とんでもないキメラが生まれてしまうということを
忘れてはいけないということを学びました。

僕が冷酷無比な錬金術師であれば、それでいいのかもしれませんが、
残念ながら僕は心優しいエンジニアもどきなので、キメラは作らない方がいいでしょう。
(伝われ)

自分が正しいことばかりをしているのではないということを学び、
開発を続けていくことで、適切に戦略的撤退を行うべきだと思います。

まとめ

個人開発には冷静さが必要で、以下を意識して開発する必要があることを書きました。

  • ニーズ調査・フィードバック集めを行う
  • 作り込みすぎない
  • 自分のアプリを客観視する

失敗して学ぶことも重要と言われますが、
失敗しなくても分かることは経験しない方がいいと思います。
この記事が参考になるかは謎ですが、もしそうなれば幸いです。

ところで私は新しく個人開発するアプリに
「Progateみたいなゲーム感覚でSQLを学べる学習サイト」
を作ろうとしています。これはどうですか?

ProgateでもSQLも学べますが、
よりSQLに特化したアプリを作ろうと思います。

いけると思いますか?無理そうですか?

皆さんの意見を聞かせて下さい。
必要となれば僕がキメラを作る前に止めて下さい(厨二)

最後に

僕はやめろって言ったんですけど、
僕の中の「自己顕示欲」もTwitterのフォローを
もう一回お願いしておけって言ってくるので貼っておきます。
僕はしつこくなるからやめたほうがいいって止めたんですけどね。すいませんね。

筆者のTwitterのプロフィール

2021/11/24 追記

この失敗を受けて、新たに個人開発をしようとしている
「SQLをゲーム感覚で遊べるようにするアプリ」のデモアプリを作成しました。

もしよかったら、遊んでみて下さい!

2021/12/04 追記

こんにちは。上に貼ってあるアプリの評判が芳しくなかったので
別のアプリも作ってみました。よかったら遊んでみて下さい!
「VR空間を簡単に作成できるアプリ」です。

クソアプリだと思ったら遠慮なく赤ちゃん言葉で「クソアプリでちゅ、バブー」と言って下さい。

147
106
8

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
147
106

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?