メンタルが大事
メンタルに問題があると仕事が進まないことがあります。
オフィスに怒って電話している人がいると、
自分が怒られている訳でもないのにソワソワしたりします。
皆さんもそういう経験あるのではないのでしょうか。
何をするにしてもメンタルを健全な状態に保っていないと
仕事で高パフォーマンスを発揮できないというのは直感的にも理解しやすいことでしょう。
こと個人開発においては、組織で働くことではまず発生しない
対人関係以外で生まれるメンタルダメージがあると思っています。
この記事ではそのダメージの概要と対策について書いていきます。
なぜメンタルは削られるか
エンジニアの多くはプログラミングは好きだし、コードを書くことに関しては特にストレスを感じないという方だと思います。自分も同じくプログラミングに関しては趣味なようなものなので、それ自体は楽しく苦ではありません。
私は脱サラして個人開発を行なっているので好きなことを四六時中やっていることになります。
しかし、社会的リターンがないと辛い時はあります。
例えば給料や実績など。
自身が社会で必要とされ**「こいつはちゃんと働いています!」**
というレッテルが無いと焦ってしまうのです。
お金がないからメンタルにくるのではなく、
承認されていない気がしてダメージになっているのです。
困ったものです。
悩む必要ないことに悩む
私の場合は個人開発で収益が上がっていないですが、
貯金はまだありますし年齢的にもフリーランス契約や再就職なども
行動さえ起こせば可能なはず(...多分)。
なので、生活に困窮し食べるものがなくなり、一発逆転を狙って一世一代のギャンブルに挑戦するも負けて地下帝国で強制労働に遭い、死ぬまでそこで働き続けるという必要はまぁ無いはずです。
要は不要な心配を取り除く必要があるのではと思うのです。
自分のように無計画に会社を辞めて個人開発一本に絞った見通しの甘い人 ...漢は少ないと思いますが、自分なりにどうするべきか考えたので発表します。
解決策
不要な悩みや不安から解放されて効率的に開発を行いたいものです。
ここではその方法を考えます。
簡単のためここではメンタルのことを「スタンド」と呼ぶことにしましょう。
この記事では「ジョジョの奇妙な冒険」という漫画を読んだことがあるとよく分かるようになっています。まぁ、ジョジョはみんな読んでいるから大丈夫か。
このスタンドは日々他のスタンドから攻撃を受けています。
敵スタンドの名前は世間や自責です。彼らは強敵です。
豆腐メンタルの私の弱小スタンドでは勝つことができません。
無防備にそれら強敵に立ち向かうのは無駄無駄無駄です。
外部と交流する
ではどうするべきでしょう。見方をつけるのです。
もっと端的にいうとコミュニティ等に参加しようという話です。
自分の場合には個人開発者のコミュニティに最近参加しました。
以下のサイトにも色々とお世話になっています。
皆さん、何者でもない私にコメント下さったり、感想を下さるので支えられています。
また、地方自治体のIT起業支援プロジェクトでいくらか補助金を頂けているのですが、
それも後ろ盾ができたようになって気持ちが楽になります。
このように似た境遇にいる人と、少しでもいいので現状報告や
短い会話などのやりとりをするだけであなたのスタンドはかなり強力になります。
それはゴールド・エクスペリエンスが
ゴールド・エクスペリエンス・レクイエムになった時にようにです。
(要は強くなったという意味)
不思議なことに人と交流があるというだけで、気が休まるのです。
自分は昔から人見知りであまり仲良く無い人とは関わりを極力持たないようにしていて、
それが自分にとって幸せなことだと思っていましたが、やっぱり適度に人との交流はあると嬉しいです。
クールを気取っていましたが、なんだかんだ人恋しいという訳なのです。
先ほどコミュニティに参加すると言いましたが、別にコミュニティでなくてもSNSやリアルに自分に似た境遇の人と集えるのであれば、それも素敵なことだと思います。あとは自分から発信すると心優しい人が反応してくださることもあるのでQiitaやYoutubeなども活用したらいいのかもしれません。
身内から信頼を得る
しかし外部との交流だけでは、まだカバーできない部分があると思っています。
もうすぐ年末、実家に帰ると以下のようなシチュエーションがあるかもしれません。
母ちゃん「そういえば、あんた仕事は順調なの?というか何してるの?」
私「え...き、起業家だよ」
母ちゃん「何それ、食っていけてるの?心配やわぁ」
私「・・・おせちおいしいね」
きました。身内から「オラァ」と一発です。
無理もありません。自信なさげに「起業家」と言われても心配です。
第一今の自分はほぼ**「ニート」**です。起業家なんて嘘っぱちです。
身内に心配はかけたく無いものです、ですが夢を諦めるのも気が引けます。
ここで信頼して貰えば、自分の道を進む為により強固な精神が手に入るかもしれません。
しかし、こればっかりは日頃の行いが重要になります。
今まで凡人として生きてきた自分を信頼してもらうための応急処置は何かないでしょうか。
ベストアンサーは謎ですが、私の場合は逆に自分から身内を気遣い、敬意を払っていることを示すことはいいのではないのかと思っています。こちらから家族に仕送りや手紙を送ったりすることで関係を良好に保ち、気に掛けていることを示すことで相手も信頼してくれるような気がします。
私の場合には収入がほぼ無いので、仕送りと言ってもお金ではなく季節のフルーツやご当地の食材などを送っています。
その結果、心配が0になる訳ではないですが、「心配」だけではなく「応援」してもらえたりするので、励まされ私のスタンドはより強くなるのです。
心配していることの94%は起きない
どっかの本に「心配していることの94%は起きない」って書いてあった気がしています。
正直いうと「94%」だったかどうかはうろ覚えです...。
言いたいのは、概して人間は心配しすぎだということです。
未来のネガティブな事象に備えるのも大切ですが、
起こり得ない事象に煩わされるのもまた、勿体無いものです。
この記事ではその後者に対して対抗するにはどうするべきか、
取り分け私の境遇での事例をもとに書かせていただきました。
この記事が参考になる人はあまりいないでしょうが、息抜きとかになったなら幸いです。
最後に
スタンド使いは引かれ合う...という言葉があります。
能力者同士は知らず知らずの内に近づき合う...要は「類は友を呼ぶ」です。
私は個人開発をしていますが、大抵の場合クソアプリを作ってしまいます。
その改善の提言や感想・クソアプリ抑止力として止めてくれる人がいて欲しいと思うのです。
日々の開発状況などをTwitterで発信していたりするのでフォローしてもらえると幸いです。
また、同じように個人開発をやっているスタンド使いがおられたら、
気軽にコメントなどいただけると嬉しいです。
アリーヴェデルチ