GT Designer3(GT Works3)で行ってください。
GOT側の設定
GOTにIPアドレスを設定する
「共通の設定」タブから「GOT Ethernet設定」を選択すると、GOTのIPアドレス設定画面に移行します。
GOTに用意されているLANケーブルの接続ポートごとにIPアドレスを設定できます。
ここでGOTのIPアドレス(例:192.168.3.18)を設定します。サブネットマスクは、GOTに接続されているPLCユニットやその他の機器に合わせます。分からなければ、デフォルトの255.255.255.0に合わせましょう。(この場合、他の接続予定の機器のIPアドレスはGOTと同じ192.168.3.~に揃えます)
接続経路でルータを使用しているなら、別途ルーチング情報の設定が必要な場合があります。
GOTに接続される相手機器の設定をする
「共通の設定」タブから「接続機器の設定」を選択すると、接続先のPLCユニット指定画面に入ります。
メーカ:三菱
機種:LANポートを差している機器のタイプ
I/F:Ethernet:マルチ接続対応
など、LANケーブルでつながっている相手機器に合わせて選択します。
「詳細設定」では、GOT局番はPLCの局番と被らないように(例:18)、GOT機器通信用ポートNoはPLCの交信相手用ポートNoと合わせるように(例:5001)設定します。GOT Net No.はPLCのネットワークNo.と同じ値(例:1)を設定します。
「接続先Ethernet機器の設定」では、Net No.は接続先のPLCのネットワークNo.と同じ値(例:1)、局番は接続先Ethernetユニット機器に設定した局番(例:1)を設定します。機器では、LANポートを差しているPLCユニットを選択します。IPアドレス、ポートNo.はPLCのIPアドレス(例:192.168.3.1)、ポートNo.(例:5006)を設定します。通信方式も、PLCに合わせて選択します(例:UDP)。
接続確認
GOTの設定が終わり、GOTへの書き込みが完了したら、PLCのLANポートとGOTのLANポートをLANケーブルで接続し、GT Designer3からGOT診断を行います。(GOTとPCをUSBケーブルで接続しデバッグできるようにしましょう)
GOT診断は、「診断」タブからGOT診断を選択し、「モニタ開始」をクリックすると実行できます。接続が上手くいっていないなどのエラーメッセージがあれば、ここに表示されます。
その他
局番の設定方法
同じネットワークに接続している機器に、それぞれ違う値を重複しないように割り当てます。違う機器同士で値が重複していると通信や画面切り換えが遅い原因になります。
ネットワークNo.(Net No.)の設定方法
同じネットワークに接続している機器には、同じネットワークNo.を設定します。
IPアドレスの設定方法
接続されているほかの機器と被りがないように設定してください。異なるネットワークに属する機器と通信する場合に必要です。
GOTとタブレット(モバイル端末)の接続設定方法