Red Hat Enterprise Linux や CentOS のネットワークの設定
/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-xxxxxxファイルを直接書き換えず、nmcliコマンドで設定する方法を備忘録として投稿します。
Tera termを初めて使う方など、ご参考にしてください。
nmcli(Network Manager Comand Line Interface)
- ネットワークインタフェース(NIC)の確認
# nmcli d
以下より記載する"インタフェース"の部分は、nmcli d コマンドで出力されたインタフェースをお使いください。
例:# nmcli c m enp0s3 ipv4.method manual
- IPアドレスを静的(固定)に設定する。
# nmcli c m "インタフェース" ipv4.method manual
- IPアドレスを動的(DHCP)に設定する。
# nmcli c m "インタフェース" ipv4.method auto
- IPアドレスを設定する。
# nmcli c m "インタフェース" ipv4.address "IPアドレス"
(例:# nmcli c m "インタフェース" ipv4.address 10.1.1.3)
- IPアドレスにサブネットマスクを設定する。
# nmcli c m "インタフェース" ipv4.address "IPアドレス/サブネットマスク"
(例:# nmcli c m "インタフェース" ipv4.address "10.1.1.3/24)
- デフォルトゲートウェイを設定する。
# nmcli c m "インタフェース" ipv4.gateway "デフォルトゲートウェイ"
(例:# nmcli c m "インタフェース" ipv4.address 10.1.1.255)
- まとめて設定する。
IP:固定 IPアドレス:10.1.1.3 サブネットマスク:255.255.255.0 デフォルトゲートウェイ 10.1.1.255
# nmcli c m enp0s3 ipv4.method manual ipv4.address 10.1.1.3/24 ipv4.gateway 10.1.1.255
- ネットワーク再起動(設定が終わったら必ず行ってください。)
# systemctl restart network
以上です。不備がありましたらコメントよろしくお願いいたします。