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Excelセルで起きるエラーについて

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どういうエラーがあるか

表示 エラー内容
#VALUE! 入力した数式、関数か参照先のセルに問題がある
#NUM! 数式、関数に無効な数値が含まれている。主に関数の数値の範囲を超えている場合に出現する。
#N/A 参照の対象が見つからない。主にLOOKUP系、MATCH 関数などの検索用の関数でデータが見つからない場合に出現する。
#REF! 数式、関数が有効でないセルを参照している。主に数式で参照されているセルが削除された場合、または貼り付けられたときに出現する。
#NAME? 数式、関数名や定義値での文法エラー。主に数式、関数名の名前に入力ミスがあるときに出現する。
#DIV/0! 割り算の分母が0
##### 表示するためのスペースがない。列の幅がセルのすべての内容を表示するのに十分でないときに出現する。計算が正常にできている場合もあり、その時はISERRORもFALSEとなる。

エラーを出さないようにするには

受注率(受注数/問合せ数)の月別集計表を作っている場合に問合せ数が0件の月に#DIV/0!がでたり、LOOKUP系の関数やMATCH関数を使っている場合にマッチするデータがなくて#N/Aエラーが出ることがままあります。
このようなとき、以下の関数を使ってエラーの表示を隠すことができます。

IFERROR関数

Excel 2007で実装された、指定した値がエラーかどうかで処理を分ける関数です。
引数を2個とり、1個目の引数の結果がエラーでなかったら1個目の引数の結果、エラーだった場合に2個目の引数の値が表示されるようになります。
以下のようにすることでエラーをラッピングすることができます。
=IFERROR(VLOOKUP(A1, B:C, 2, FALSE),”存在しません”)
=IFERROR(A1/B1,”計算不可能”)

ISERROR関数

ISERROR関数でもエラーを判別することができますが、こちらはエラーかどうかで真偽値(TRUE・FALSE)を返します。
IF関数と組み合わせればIFERROR関数と同じことを実現することも可能です。
古いExcelでも表示できるようにする場合には、こちらを利用するとよいです。

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