データベースの仕組み
データベースは表でデータ管理をしている。
表のことを「テーブル」と呼ぶ。
縦の列のことを「カラム」、横の列のことを「レコード」と呼ぶ。
SQLとは
SQL(エスキューエル)とはクエリを書くための言語。
SQLは大文字と小文字を区別しないため、小文字で記述しても問題ない。
クエリとは
データベースに送る命令がクエリ。
データベースからデータを取得するためには、「データを取得してください」といったようにデータベースに送る命令(クエリ)が必要。
SELECT
SELECTを用いて、「どのカラムのデータを取得するか」を選ぶ。
複数のカラムからデータを取得する場合は、図のようにカラム名をコンマ( , )で区切る。
sample.sql
SELECT name,price
全カラムのデータを取得する場合は「*」の記号を用いる。
sample.sql
SELECT *
FROM
「FROM」を用いて、SELECTで選んだカラムが「どのテーブルのカラムか」を指定する。
WHERE
「WHERE」を用いて、「どこのレコード(横の列)を取得するか」を指定する。
データ型が「テキスト型」「日付データ」のものはダブルクオーテーションで囲む。
sample.sql
WHERE category = "hoge"
WHERE purchased_at = "2017-07-01"
比較演算子を使うことで数値の絞込みができる。
sample.sql
WHERE price >= 1000
WHERE purchased_at <= "2017-07-01"
LIKE
「ある文字を含むデータ」を取得したい場合は、「〜のような」という意味を持つ、「LIKE演算子」を用いる。
sample.sql
-- nameカラムが「プリン」を含むデータを取得
SELECT *
FROM purchases
WHERE name LIKE "%プリン%";
-- nameカラムが「プリン」で始まる(前方一致の)データを取得
SELECT *
FROM purchases
WHERE name LIKE "プリン%";
-- nameカラムが「プリン」で終わる(後方一致の)データを取得
SELECT *
FROM purchases
WHERE name LIKE "%プリン";