⚠記事の内容は学生個人の見解であり、所属する学科組織を代表するものではありません。
はじめに
AdventCalender 1日目です。今回は九州大学物理自主ゼミサークルPhysiKyuについて紹介していきます。
PhysiKyuとは
PhysiKyuとは九州大学の学生が学部学年を超えて,物理の自主ゼミを行なっている非公認サークルです。
PhysiKyuの設立経緯
始まりは,有志の学部1年生が自主ゼミを行なっていた際に,分からないことを自力では解決できない事が多々あり,学年を超えた物理のコミュニティが欲しいと思ったことからでした。幸運にも上級生の協力をいただき,今年の3月に非公認サークルとしてPhysiKyuは始動しました。
自主ゼミのすすめ
PhysiKyuは自主ゼミを主な活動としていますが,そもそも自主ゼミとは何でしょうか?自主ゼミとは簡単に言えば「勉強会」のことです。自主ゼミでは,ある特定の分野の専門書をゼミの参加者で分担して各自が発表していき,お互いに学び合います。理系では研究室配属後に,教授の監修のもとでゼミを行う事が一般的ですが,自主ゼミには大きなメリットがあります。以下にその利点をいくつか挙げてみます。
- 好きなテーマを勉強できる
- 難しい本でも仲間と分担して読めば継続できる
- 興味の近い友人ができる
特に難しい本を読み通すことは容易ではなく,この記事を読まれている方の中にも,途中で読み通すのを諦めてしまった経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。やる気はあるのに専門書を読み通せないというもどかしい経験がある方は,是非,自主ゼミを行うことを検討されてみてはいかがでしょうか!しかし,自主ゼミを始めるにも一筋縄には行かないと思います。それらの主な原因は,
- 人数が集まらない
- どの参考書でゼミを行えばいいのか分からない
- ゼミの参加者の間でも解決できない問題に直面した
が考えられます。ここで出番になるのがPhysiKyuのようなコミュニティーの存在です。PhysiKyuには2023年12月現在,物理に興味を持つ40人以上の会員がいます。会員には院生の方もいらっしゃるため,ゼミの募集がスムーズに行えるだけでなく,自主ゼミで使う本やゼミ中に解決できなかった問題まで,気軽に相談する事ができます!九大生で物理に興味を持つ方は,是非,PhysiKyuへの入会を検討してみてはいかがでしょうか!?入会のご相談はX(旧Twitter)@PhysiKyuのDMにて随時受付中です!
PhysiKyuの今までの活動
PhysiKyuの設立(2023年3月)から今(2023年12月)まで行ってきた活動を紹介します。
- 自主ゼミ一覧
- JJサクライ量子力学(上)
- ランダウ・リフシッツ場の古典論
- 力学
- 解析力学
- 固体物理学
- 夏の微分形式
- サークル説明会
→ 4月下旬にサークル説明会を行い、たくさんの方が来てくれました! - 第1回講演会
→ 5月末に2人の大学院生の方に最近の研究内容を紹介していただきました! - プチ発表会
→ 夏休み明けに3日間に渡り、希望者がオンラインで最近学んでいることや興味を持っている物理など、さまざまなトピックについて発表しました!
PhysiKyuの現在の活動
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現在進行中の自主ゼミ一覧
- 場の古典論
- 力学
- 解析力学
- 軌道力学
- 情報熱力学(これから初回)
- トポロジー(冬休み期間を予定)
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Xのアカウント運営
→ それぞれのゼミの実施後に簡単な活動報告を行っています!是非見てみてください! -
サークルTシャツ作成
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サークルWebページ作成
このカレンダーについて
さて、PhysiKyuでは新たな取り組みとして、アドベントカレンダー2023を実施します。今日から12/22のクリスマス直前まで、サークルのメンバーが物理の話や、個々人の趣味の話を毎日投稿していきます。一連のアドベントカレンダーの記事の中で興味の持てる話題があるといいですね!
そしてなんと、、、最後の3日間(12/23,24,25)は特別なゲストに記事を書いていただけることになりました!グランドフィナーレは楽しみに待っていてくださいね!
終わりに
1日目、お付き合いいただきありがとうございました。明日以降の記事をぜひお楽しみください。