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論文の間違い発見→著者に連絡→論文の訂正・更新 をしてもらった話

Last updated at Posted at 2019-03-19

本記事について

論文の内容が間違っていることもある

・論文の内容や著者の方への批判のような記事にはしたくないため、論文名と著者の名前については公開しない

・スペルミスのようなものではなく、目的関数の式を訂正した

論文訂正・更新までの流れ

①間違いを見つける→②著者に連絡→③訂正・更新

①間違いを見つける

ある論文を読んでいたときに「これだと成り立たない」と思うところを発見

しかし、論文を提出する前にはいろんな人がチェックしているはずだから自分が何かを見落としているか知識不足によるものだと思う

他の論文を読んでみてもやっぱり違うように感じる

何が正しいのかを確認したかったためメールすることにする

②著者に連絡

arxivに登録すれば、第一著者に限りメールアドレスを知ることができる(論文にメールアドレスが記載されている場合もある)

論文には「○○○」という式になっていますが、「△△△」だと思います。 といった内容のメールを送る(金曜の夜)

論文を再確認したところ「△△△」が正しい式です。arxivの論文を訂正・更新します。明日には更新したものを見ることができると思います。 という返信が来る(月曜の昼)

③訂正・更新

翌日(火曜日)にarxivをチェックしたところ、メールで訂正した通りの内容に論文が更新されていた

まとめ

論文は間違っているところがあるかもしれない

ちゃんと調べても「違う」と思ったら著者に連絡してみる

必ず返信が来る保障はないが、自分の知識の整理をするためにも連絡するのは良いことのはず

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