Unixなどでは日本語入力とローマ字入力の切り替えを【CTRL+SPACE】で行う設定であることが多く,
Windowsでは IME ON/OFF によって入力の切り替えができるが,このIME ON/OFFをWindowsでもUnix等と同様の設定があると操作の一貫性から大変便利である.
これまでWin10では,バージョン1903まではydetectiveu007さんの記事であるような方法で行うことが一般的であった.
バージョン2004からはIMEアイコンからのプロパティがなくなり,Win設定からのMicrosoft IMEの設定画面が更新されており,設定画面にいくつかのよく使われるキーボードショートカットを設定できる画面が追加され,そこから【CTRL+SPACE】で【IME ON/OFF】切り替えをさせるようになった.
タスクバーのIMEアイコンより右クリックから【設定】
>【キーとタッチのカスタマイズ】
(なおここまでは,Windowsの【設定】アプリ>【時刻と言語】>【言語】>【優先する言語】の【日本語】の【オプション】>【キーボード】の【Microsoft IME】の【オプション】でも進める)
と進み,
【キーの割り当て】セクションにて【各キーに好みの機能を割り当てる】をオンにする
その後同セクションにて【CTRL+SPACE】の機能をドロップダウンから選択する.
(下図参照)
なお,この時設定できる【CTRL+SPACE】による【IME ON/OFF】は日本語変換中では生じず,若干以前と比べて自由度がなくなったものの,文書打つにはさほど困るほどでもないし,設定がわかりやすくなってよいと思いました.