Civic Hack Night で使える Google Forms
Code for Kanazawa Civic Hack Night というイベントの運営を手伝っております。その中でもイベント終了時にかならず使っている Google Forms を紹介します。
Google Forms とは
そもそも「フォームって何?」という説明が必要ですね。
Wikipedia でもだいぶ技術よりな内容ですが、よくみかけるのは、ウェブページ上の申し込みページやアンケートページ、ウェブページの入力欄のことです。
これを作成するには Wikipedia に記載されているようなHTMLを使ったページを作成したり、それをみせるウェブサーバを用意したりといろんなことを準備しないといけません。
が、それらを Google Forms が代行してくれて、こちらとしては設問を用意するぐらいでフォームを作り、みんなに入力してもらうことができるというGoogle の サービスです。
本家のページを参照してみてください。
Google フォーム - アンケートを作成、分析できる無料サービス
基本的な使い方
新規フォームを選択し、タイトルと説明を入れたら設問を作成していきます。最初は右下の「?」から使い方ガイドを表示させるとよいです。
かなりいろいろな入力方法が選べてファイルのアップロードまであります。入力必須にすることもできます。
どの場合にどの項目を使うのがベターか?というのは基本的なパソコンやウェブでなれているものばかりなのですが、いざ自分で作ってみるとなるとイマイチピンとこないでしょうので、項目を作成したら右上の目アイコンをクリックして自分で実施してみてください。
基本的な例やガイドラインはヘルプを参照してください。
フォームの質問を選択する - ドキュメント エディタ ヘルプ
活用法 お問い合わせフォームとして使う
結構あるのがこの使い方ではないでしょうか。最近はSNSなどもありますが、何もログインしてなくても使えるというのは結構大きいです。
活用法 正規化したデータを集める
メール・LINEなどの自由入力で情報を集めるとどうしても人それぞれになってしまいます。それをある程度書式化して集めることで、オープンデータの作成や共同入力がとても便利になります。
活用法 とにかくアウトプットしてもらう
Civic Hack Night ではみんなに気軽にアウトプットしてもらおうと思って採用しています。QRコードで入力URLをシェアし最後に10分使ってみんなに一言コメントを入力してもらいます。連携したスプレッドシートをスクリーンに表示しておくと、リアルタイムでコメントやアンケート結果をみんなでみることができてとてもおもしろいです。
連携方法は回答を見るタブのところにあります。
なにか1つでもスマホやパソコンを使ってアウトプットできればICTを活用したっぽくていいです。
まとめ
まずは使ってみる・作ってみるハードルが一気に下るツールですのでぜひ使ってみてください。こういったものが普及してくるとどうしてデベロッパがオープンデータの形式についてこだわるか、そこが腕前になるのか、という気持ちが少しはわかりあえるんじゃないかなあ。