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UiPathメモ(その4)~Terminal アクティビティについて~

Last updated at Posted at 2020-09-10

UiPathについて備忘録をつらつらと。。。
痛い目に会うたところとか気になったところ挙げていきます。

今回はTerminalアクティビティについてです。
**えっれ~~~苦労したので(はげしく強調)**メモっときます。
多分半年くらい試行錯誤してました。(はげしく強調)
世間にほとんど情報なかった。(泣)

##AS400とは
古き良き昭和のレガシーシステム。。。
ERPです。。。
こんなやつ
test1.png

いろんな会社でまだまだ現役バリバリだそうです。

参考URL:AS400についてわかりやすく説明したサイト

##Terminalアクティビティとは
UiPathとAS400を連携させるアクティビティです。
test2.png
AS400と連携させるのに絶対必要です。
なので、インストールしてみましょう。

##Terminalアクティビティのインストール
赤のとこ押す
test3.png
こんなん出ます
test4.png
赤丸が検索窓なので、ここに[terminal]と入れちゃってください
test5.png
赤丸押したら矢印のところが出てきます。この例はすでにインストール済みなので更新になっちゃってます。
初めてインストールする際は、青丸の周辺に[インストール]ボタンが出るので押しちゃってください。
test6.png
##Terminalアクティビティのセッティング([ターミナルセッション]のセッティング)
[ターミナルセッション]のセッティングをここから述べます。ここが一番難儀するとこです。
あくまで一例なので、皆さんの環境にあったセッティングを模索してみてください。

まず、赤丸部を押下
テスト1.png
こんな画面が出てきます
テスト2.png
赤丸部にプルダウンメニュー変更(今回の例ではIBM Personal Communicationsです)
テスト3.png
次からは赤丸部にプロファイルをセットします。
テスト4.png
このアイコンを右クリックで[プロパティ]をえらんじゃってください。
テスト5.png
[プロパティ]をえらぶと以下の画面が出てきます。
赤丸部のリンクをコピー。(ファイルの拡張子は"ws"です。)
テスト6.png
赤丸部を押下
テスト7.png
こんな画面が出ます。
テスト8.png
赤丸部に上でコピーしたリンクをペーストします。(ダブルコーテイションがくっ付いてくるけど、削除してね!!)
テスト9.png
開くボタンを押下すると設定完了です!!

##Terminalアクティビティを使うコツ
AS400での処理は、おおむね[ログイン]、[画面移動]、[やりたい処理]、[AS400を閉じる]に分けられると思います。
###ログイン
こんな感じです。まず最初に、デザインパネルに[ターミナルセッション]をドラッグアンドドロップ。[実行]の中にやりたい操作を入れていきます。
[ターミナルセッション]なしに何も処理はできません。AS400で行う処理はすべて[ターミナルセッション]の"実行"に入れる必要があります。
test1.png
ログインは、人がやると[ログイン名入力] => [tabキー押下] => [パスワード入力] => [Cntrlキー押下]です。
これを、UiPathにさせるには上のように[キーを送信]、[コントロールキーを送信]を使います。
####ここまでの注意点
AS400とUiPathの連携を行うには、下の赤丸部のプロパティが非常に重要です。適切にセットする必要があるので注意しちゃってください。
test2.png
ご自身で作っているプロセス内で初めて[ターミナルセッション]を使う(ドラッグアンドドロップした)場合は、赤丸部のプロパティ[接続文字列]を自分でセットする必要があります。このデータは端末によって異なってきます。
つまり、PCによって異なるのでmy初期設定ファイルにあらかじめ用意してロボット起動時に読み込ませると便利です。
プロパティ[出力接続]は、自分でセットする必要はありません。データ名(メモリ)さえ用意しとけば[ターミナルセッション]が勝手に入れてくれます。
ここで重要なのは、以降のAS400内の処理でプロパティ[出力接続]を使っていくということです。(継承していくといった感じのイメージ)
詳しくは、以降を読み進めてください。

###画面移動
以下が画面移動のシーケンスです。ここでは、シナリオはどーでもいいです。
test3.png
重要なのは[ターミナルセッション]のプロパティです。(赤丸のとこ)
(水色のエラー表示は気にせんといてw)
test5.png
先のログインで[ターミナルセッション]を使いましたが、そこで出力させたプロパティ[出力接続]のデータをプロパティ[既存の接続]で使い回します。
ちなみに処理がこの後も続くときは、プロパティ[接続を閉じる]のチェックを外しましょう。

###最後に
ここまでで[ログイン]、[画面移動]のシーケンスをわざわざ2つに分けてシナリオを作りました。
ご想像の通り、1つのシーケンスにすることもできます。(というか、最初は私も1つのシーケンスにしてました。)
ただ、1つのシーケンスにすると[ターミナルセッション]内がバカでかくなってシナリオの可読性が非常に悪くなります。([ターミナルセッション]の"実行"が大きくなる。)
再利用性という意味では最悪です。
こういった問題点を避けるために、プロパティ[出力接続]プロパティ[既存の接続]をうまく使っちゃってください。
処理を細かく分けることができます。
すなわち、部品化しやすくなるってことです。

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